玄米と発芽玄米の違いを徹底比較!発芽玄米を自宅で作る方法も紹介
「発芽玄米って玄米と何が違うの?」
発芽玄米とは、玄米をわずかに発芽させた玄米のことです。玄米は白米よりも栄養価が高いことで知られていますが、発芽玄米には玄米を上回る栄養が詰まっています。
本記事では、玄米と発芽玄米の違いから自宅で発芽玄米を作る方法を紹介します。また、発芽玄米のメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
当社が販売している「mybrown」は、浸漬なしで炊けるシンプルさと全国の農家から厳選された本当においしい玄米が魅力。毎月異なる品種が届くから、自分の好みに合う玄米と出会えるチャンスも広がります。
「硬い玄米を柔らかくする方法を知りたい」
玄米は正しい方法で炊飯しないと、硬くなってしまいおいしく食べられなくなってしまいます。
本記事では、玄米が硬くなってしまう原因や硬くなった玄米を復活させる方法を解説します。どうしても玄米を硬くしてしまう方は、ぜひ参考にしてください。
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『mybrown』をお得に始める >玄米と発芽玄米の違いとは?
玄米と発芽玄米の違いは何があるのでしょうか。外見と内面の2つで比較していきたいと思います。さらに内面は、栄養素、食感、浸漬時間の3つに分けて解説します。
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見た目
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栄養素
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食感
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浸漬時間
一見すると少しの変化しかありませんが大きな違いがあるので、覚えておきましょう。
見た目
発芽玄米は、よく見ると胚芽の部分から小さな芽が出ているのがわかります。この芽が発芽していることから、「発芽玄米」と呼ばれています。
色は玄米と同じく、褐色から黄色がかった見た目をしています。ただし、発芽によってわずかに柔らかくなっており、全体的にふっくらと丸みが出ているのが特徴です。
玄米は、芽が1ミリほど出た段階で発芽玄米とされます。自宅で発芽玄米を作る場合は、発芽しすぎないよう注意しましょう。発芽が進みすぎると風味や食感に影響が出ることがあります。
栄養素
発芽玄米には、玄米よりもさらに豊富な栄養素が含まれています。特に注目したいのがGABAです。発芽玄米には、玄米のおよそ5倍のGABAが含まれています。
さらに、発芽玄米は玄米よりも食物繊維の質が高いのも特徴です。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが整っているため、体の内側からスッキリとした状態を保ちやすくなります。
玄米と発芽玄米ともに、健康的な食生活を目指す方には、ぜひ取り入れていただきたい主食のひとつです。
食感
玄米と発芽玄米では、食べた時の食感に違いがあります。玄米は硬くプチプチする食感があり、発芽玄米は柔らかくもちもちした食感です。
発芽玄米は、玄米よりも柔らかくもちもちした食感で、これは発芽の過程でぬかが柔らかくなるため、玄米特有の硬さが軽減されています。
また、発芽したことで発芽玄米内部まで水分が浸透し、炊き上がりがふっくらするので白米に似た食感を感じることができるでしょう。
玄米の硬さや食感が苦手に感じる方や白米に似た食感を好む方は、発芽玄米を試してみるのがおすすめです。
浸漬時間
玄米を炊く前には、浸漬と呼ばれる下準備が必要です。これは、玄米を水に漬けておく時間のことで、炊飯前に芯までしっかりと水分を浸透させるために行います。
玄米の浸漬時間は、季節や気温によっても多少前後しますが、最低でも6時間は必要です。ぬかに覆われた玄米は水分が浸透しにくく、しっかり吸水させるには時間がかかります。
一方で、発芽玄米の浸漬時間は30分〜1時間程度と、玄米に比べて大幅に短くなっています。これは、発芽の過程でぬか部分が柔らかくなっているため、水分が中まで届きやすくなっているためです。
玄米から発芽玄米を自宅で作る方法
発芽玄米を市販で買うことも可能ですが、自宅で発芽玄米を作れます。
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準備するもの
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作り方
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保存方法
基本的に下準備ができたら放置していれば発芽しますが、時間がかかるので気長に待ちましょう。
準備するもの
準備するものは、以下の通りです。-
玄米
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水
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ボウル
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ザル
水についてですが、基本的には水道水で問題ありません。ただし、より安心して使いたい場合は、浄水器を通した水やミネラルウォーターの使用がおすすめです。
また、使用するボウルやザルなどの調理器具も清潔なものを使いましょう。特にボウルは、玄米を長時間浸けておくため、雑菌が繁殖しやすくなります。汚れやにおいが残っていないかを確認し、衛生的な状態で使うことが大切です。
作り方
必要なものが準備できたら、玄米を発芽玄米にしていきます。
初めに、ボウルに玄米を食べたい分だけ入れて水を注ぎます。この時の水から浄水器を通した水など、清潔な水を使用するように注意してください。玄米は水分を吸収しやすいため、洗ったり、漬けておく時の水はすべて清潔な水を使用するようにしてください。
水を注いだら玄米を洗っていきます。もみがらやゴミは除去して水を流すのを2〜3回繰り返し行いましょう。
その後、玄米の2倍程度の水を注いで浸漬させていきます。6時間おきに清潔な水に入れ替えて玄米の胚芽部分が膨らんできたら、発芽玄米の完成です。
品種などによって変わってきますが、半日〜24時間で発芽するので、参考にしてみてください。
保存方法
発芽玄米を作ったあとは、品質を保つために正しい方法で保存することが大切です。基本的には冷蔵庫での保存をおすすめします。
常温のまま放置すると、発芽がさらに進み、風味や食感が損なわれてしまうおそれがあるためです。
発芽が完了したら、まず玄米をやさしくすすいで水を切り、キッチンペーパーや清潔な布の上でしっかり乾燥させましょう。水分が残っていると傷みやすくなるため、十分に乾かしてから保存するのがポイントです。
乾燥したら、タッパーやジップロックなど密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で保管します。使いやすいように、小分けにしておくと便利です。食べたいときは必要な分だけ取り出し、調理前に水でしっかり洗ってから炊きましょう。
発芽玄米のメリット3選
玄米との違いから、発芽玄米の作り方まで紹介してきましたが、発芽玄米のメリットには何があるのでしょうか。発芽玄米の特性や栄養の観点で解説します。
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GABAが豊富
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健康的な生活をサポート
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ダイエット効果
どの面でみても身体にうれしい効果が豊富にあり、発芽玄米を食べるきっかけになれば幸いです。
GABAが豊富
発芽玄米の大きな魅力のひとつが、GABAの豊富さです。GABAには、すこやかな毎日をサポートする働きがあり、近年では健康によいものとして注目を集めています。
発芽玄米を日常的に食べることで、自然とGABAを摂取でき、健康的な毎日を送れるでしょう。
健康的な生活をサポート
発芽玄米は、カラダの内側から整えることを意識したい方におすすめの主食です。発芽玄米は玄米と比べると、食物繊維の量が多いためです。
血糖値の急な変動が穏やかになることで、エネルギーを効率よく使いやすくなり、間食や食べ過ぎの予防にもつながりやすくなります。
発芽玄米は、ただ栄養価が高いだけでなく、日々の食生活を通して心地よく過ごすための土台づくりをサポートしてくれます。食事の選び方ひとつで、日常のリズムや調子が変わってくるかもしれません。
健康的なボディメイクに期待ができる
発芽玄米は、健康的な食生活を目指す方や、理想のスタイルを目指したい方におすすめの主食です。なかでも注目されているのが、豊富な食物繊維と穏やかな糖質のはたらきです。
発芽玄米には、白米と比べて多くの食物繊維が含まれており、腸内フローラのバランスを保つことが期待されています。巡りがスムーズになることで、毎日のリズムが整い、内側からすっきりとした印象に近づけます。
また、発芽玄米は食後の血糖値の変動をゆるやかに保ちやすいともいわれています。発芽玄米はその点で、穏やかな食生活をサポートする心強い存在です。
日々の食事に発芽玄米を取り入れ、適度な運動を組み合わせることで、健康的なボディメイクを後押ししてくれるでしょう。
発芽玄米のデメリット
ここまで発芽玄米のメリットを紹介してきましたが、どんな食材にも良い点だけでなく、気をつけるべき点もあります。発芽玄米も例外ではなく、使い方によってはデメリットを感じることもあるでしょう。
そこで今回は、発芽玄米のデメリットについて、わかりやすく解説します。どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
コストがかかる
発芽玄米は栄養価が高く、健康に良い食材ですが、玄米と比較すると時間とお金の両面でコストがかかるというデメリットがあります。
まず、調理までにかかる時間です。玄米は6時間ほど浸漬すれば炊飯が可能ですが、発芽玄米を自宅で作る場合は、発芽までに12時間以上かかることが一般的です。その間も数時間おきに水を取り替える必要があり、手間もかかります。
忙しい方にとっては、この工程が大きな負担になるかもしれません。
このため、手軽さを重視する方は、自家製ではなく市販の発芽玄米を利用するのもひとつの選択肢です。
また、価格面でも発芽玄米はやや割高です。産地や栽培方法によって差はありますが、玄米に比べて1キロあたり約300円ほど高くなる傾向があります。
これは、発芽による栄養価の向上や品質管理の手間が価格に反映されているためです。
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今回は、玄米と発芽玄米の違いを紹介してきました。見た目、栄養、食感などさまざまな観点から違いを比較してきました。
玄米は「完全栄養食」とまで呼ばれていますが、発芽玄米も玄米に引けを取らないほど多くの栄養素が詰まっており、大きな差は見受けられません。しかし、コストがかかる面であまり食べようと思わないのではないでしょうか。
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