お弁当のご飯が冷めると固くなる理由とは?炊飯の5つのコツや適切な保存方法を解説

「お弁当のご飯が冷めると固くなる理由を知りたい」
「ご飯が固くならないお弁当の作り方や工夫を知りたい」

頑張って作ったお弁当のご飯が、いざ食べる時に固くなっていたら残念ですよね。お弁当のご飯が冷めると固くなるのは、多くの方が抱えがちな悩みです。

本記事では、お弁当のご飯が固くなる原因とおいしく食べるための対策を詳しく解説します。

ご飯の適切な保存方法や冷凍ご飯をおいしく再加熱するポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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※150g(炊飯後)での計算

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お弁当のご飯が固くならない炊飯のコツ

お弁当のご飯が固くならない炊飯のコツ
お弁当のご飯が固くならない炊飯のコツは、以下のとおりです。
  • もち米をお米に1割ほど混ぜて炊く
  • 炊飯前にお米を十分に水に浸す
  • 油や調味料を加える
  • 炊き上がったらすぐに混ぜる
  • お弁当箱に詰める際は、ご飯を少し冷ましてから詰める
お弁当のご飯が冷めてもおいしく食べられるようにするには、炊飯の段階からの対策が大切です。

もち米をお米に1割ほど混ぜて炊く

お弁当のご飯が固くならないようにするには、お米にもち米を1割程度混ぜて炊くのが有効です。具体的には、お米2.7合に対して、もち米0.3合(9:1の割合)を混ぜて炊きましょう

もち米に含まれるアミロペクチン(でんぷんの一種)は水分を保持する力が高いため、お米だけで炊くよりも、ご飯が固くなるのを防ぐ効果を期待できます。

また、もち米を加えると、ご飯全体にもちもち感や自然なツヤがプラスされ、見た目もおいしそうに仕上がります。

炊飯前にお米を十分に水に浸す

お弁当のご飯が冷めても固くならないようにするためには、炊飯前にお米を十分に水に浸しておくのもポイントです。

お米をしっかりと水に浸漬させると、米粒の内部まで水分が均一に行き渡るため、炊き上がりがふっくらと柔らかくなり、芯まで火が通りやすくなります

水分を十分に含んだお米は冷めても水分が抜けにくく、しっとりとした食感を保てるのが特徴です。

白米の浸漬時間の目安は最低でも30分、冬場で水温が低い時期は1時間以上を目安にするとよいでしょう。

油や調味料を加える

油や調味料を加える
お弁当のご飯が冷めても固くならないようにするには、炊飯時に少量の油や調味料を加えるのも有効です。油や調味料をご飯に加えると、米粒の表面がコーティングされます。

米粒がコーティングされると、水分や旨味が外部に逃げにくくなり、乾燥したり固くなったりするのを遅らせる働きに期待できます。

お米2合に対してオリーブオイルやサラダ油を小さじ1/2杯〜1杯加えるのがおすすめです。

炊き上がったらすぐに混ぜる

炊き上がったご飯をすぐに混ぜると、お弁当のご飯が冷めても固くなりにくく、おいしい食感を保てます

ご飯を炊き上がってすぐにしゃもじで切るように混ぜ合わせると、余分な水分や蒸気が適度に飛び、ご飯粒同士がくっつきにくくなります。

また、釜の底の方にある水分量の多い部分と少ない部分が均一になり、全体の水分バランスを整えられるでしょう。

お弁当のご飯が固くならない適切な保存方法

お弁当のご飯が固くならない適切な保存方法
お弁当のご飯が固くならない適切な保存方法は、以下のとおりです。
  • 炊きたてのご飯をラップでしっかり包む
  • 粗熱を取ってから冷凍庫で保存する
  • 冷蔵保存する場合はご飯をアルミホイルで包む
炊飯の工夫だけでなく、ご飯の保存方法もお弁当のおいしさを左右する大切なポイントです。

炊きたてのご飯をラップでしっかり包む

炊きたてのご飯をラップでしっかりと包むと水分が閉じ込められるため、冷めても固くなりにくく、おいしさを保ったまま保存できます。

ポイントはご飯が熱いうちに、蒸気を閉じ込めるようにして手早く包むことです。

冷めてから包んでしまうと水分が抜けてしまい、解凍した際に固くなりやすいため注意が必要です。

粗熱を取ってから冷凍庫で保存する

炊きたてのご飯は粗熱を取ってから冷凍庫で保存すると、水分やおいしさを保ったまま、固くなりにくい状態で保存できます。

炊きたてのご飯は多くの水分を含んでいますが、時間が経つにつれて水分が蒸発し、パサつきやすくなります。

粗熱を取ってから冷凍すれば、余分な蒸気を逃がしつつ、ご飯内部の水分がでんぷんと結びついた状態(アルファ化状態)を維持したまま冷凍可能です。

冷凍する際は1食分ずつ小分けにしてラップで包んでから冷凍用保存袋に入れると、よりおいしさを保てます。

冷蔵保存する場合はご飯をアルミホイルで包む

お弁当のご飯を冷蔵庫で保存する場合は、粗熱を取った後にアルミホイルで包むと、ご飯が固くなるのを防げます

アルミホイルはラップとは異なりご飯を密閉しすぎないため、適度に水分を保ちながらも余分な湿気は逃がしてくれます。

また、アルミホイルは熱伝導率が高いため、冷蔵庫内での温度変化を和らげ、ご飯の劣化を遅らせるのも特徴です。

ラップで包んだ状態で冷蔵保存すると、ご飯にべちゃつきが生じる場合もありますが、アルミホイルであればべちゃつきも軽減されます

冷凍ご飯をお弁当に使う際の注意点

冷凍ご飯をお弁当に使う際の注意点
冷凍ご飯をお弁当に使う際の注意点は、以下のとおりです。
  • 解凍後はしっかり冷ましてから詰める
  • 冷凍ご飯は1週間以内を目安に使い切る
  • 再冷凍は避ける
上記に気をつけると、冷凍ご飯でもおいしいお弁当を作れます。

解凍後はしっかり冷ましてから詰める

電子レンジで解凍したご飯は平らな皿に広げ、うちわであおいだり、風通しのよい場所で粗熱を取ったりして、十分に冷ましてから詰めましょう

解凍したご飯を熱いままお弁当箱に詰めてしまうと、お弁当箱の蓋の内部に結露が発生しやすくなります。

結露が生じるとご飯がべたつくだけでなく、雑菌が繁殖しやすくなり食中毒のリスクが高まります。

冷凍ご飯は1週間以内を目安に使い切る

冷凍保存したご飯は、おいしさや品質を保つために、1週間以内に使い切るのがおすすめです。ご飯を冷凍しても、完全に劣化や味の低下が止まるわけではありません

長期間冷凍保存していると徐々に水分が失われたり、冷凍庫内のにおいが移ったりして、風味や食感が損なわれていきます。

冷凍ご飯を保存する際は、炊きたての状態で1食分ずつラップで包み冷凍用保存袋に入れた後に、日付を記入しておくと管理しやすいでしょう。

冷凍ご飯を美味しく再加熱するための4つのポイント

冷凍ご飯を美味しく再加熱するための4つのポイント
冷凍ご飯をおいしく再加熱するための4つのポイントは、以下のとおりです。
  • 電子レンジで「温めモード」を使う
  • 2回に分けて加熱する
  • 加熱前に少量の水や酒をふりかける
  • ラップや保存容器はふんわりかける
上記のコツを押さえておくと、冷凍ご飯でも炊きたてに近いふっくらとした食感を再現できます

電子レンジで「温めモード」を使う

冷凍ご飯をおいしく再加熱するためには、電子レンジの「温めモード(あたためモード)」を使用するのが効果的です。

電子レンジの温めモードは、食品を均一に加熱し、水分を保ちながら温めるように設計されているのが特徴です。

そのため、冷凍ご飯の内部までムラなく熱が通り、炊きたてのようなふっくらとした食感を再現しやすくなります。

一方で、電子レンジの「解凍モード」を使ってしまうと、加熱ムラが生じるため、ご飯がパサつきやすくなるので注意が必要です。

また、一部分だけがべちゃついてしまい、おいしさが損なわれる可能性もあります。

2回に分けて加熱する

冷凍ご飯をおいしく再加熱するためには、電子レンジで2回に分けて加熱するのも効果的です。

2回に分けて加熱すると余分な水分を飛ばしつつ、ご飯の加熱ムラやべちゃつきを防ぎながら、ふっくらとした食感に仕上げられます。

まず冷凍ご飯(150g程度)をラップの包み終わり部分を上にした状態で、600Wの電子レンジで1分30秒加熱します。

次に、一度取り出してご飯を軽くほぐし、空気を含ませるようにしましょう。ラップで再度ふんわりと包み直してから約1分加熱すると、炊きたてのようなふっくらとしたご飯に仕上がります。

加熱前に少量の水や酒をふりかける

冷凍ご飯をおいしく再加熱するためには、電子レンジで加熱する前に、ご飯の表面に少量の水や酒をふりかけるのもおすすめです。

加熱前に水や酒を加えると冷凍保存中に失われた水分が補われます。
また、電子レンジで加熱する際に水分が蒸気となってご飯の内部まで均一に行き渡るため、ふっくらとした食感に仕上がります。

特に、日本酒はご飯のふっくら感を高めるだけでなく、冷凍保存中に発生しやすい特有のにおいを和らげられるのが特徴です。

ラップや保存容器はふんわりかける

冷凍ご飯をおいしく再加熱するためには、ラップや冷凍保存容器のフタをぴったりと密閉するのではなく、ふんわりとかけて加熱するのがポイントです。

ラップやフタをふんわりとかけると、加熱中に発生する蒸気が適度にご飯全体に行き渡り、水分を補いながら温められます。

逆に、ラップやフタをぴったりと密閉しすぎると蒸気の逃げ場がなくなり、ご飯がべちゃついたり、加熱ムラが生じたりする原因となります。

ただし、ップをかけずに加熱すると、ご飯の水分が蒸発しすぎて固くなってしまうため注意しましょう。

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お弁当に入れたご飯が冷めると固くなってしまうのは、炊きたてのご飯に含まれているでんぷん質が冷える過程で老化し、水分が抜けてしまうのが主な原因です。

特に、普通の白米は冷めるとパサつきやすく、時間が経つにつれて食感が悪くなりがちです。パサつきを防いでおいしさを保つためには、お米の品種選びや炊飯方法に工夫が必要です。

例えば、アミロース含有量が低い「低アミロース米」やもち米を少量混ぜて炊くことで、冷めても柔らかさを保てます。

また、炊飯前にしっかりと浸漬時間を確保して、炊き上がり後すぐにほぐして余分な水分を飛ばすなどの工夫も有効です。

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