玄米特有の匂いが気になる… 5つの対策や鮮度のよい玄米の選び方
「玄米の独特の匂いが気になる」
「玄米の匂いを抑えておいしく食べたい」
健康志向の高まりで人気の玄米ですが、独特の匂いが気になってしまう方も多いと思います。
本記事では、匂いの原因と5つの対策、鮮度のよい玄米の選び方などを詳しく解説しています。
玄米の匂いを抑えておいしく食べたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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※150g(炊飯後)での計算
玄米特有の匂いは、米ぬかに含まれる脂質が酸化すると発生する「ぬか臭」や、玄米の胚芽・ぬか層由来の「青臭さ」が主な原因です。
精米された白米は米ぬかや胚芽が取り除かれているため、玄米のような特徴的な香りは感じられません。
玄米は、白米と異なり、もみ殻だけを取り除いた状態で栄養豊富な米ぬかや胚芽がそのまま残っています。
これらの部分には良質な脂質が含まれており、適切な保存方法を選んだり、食べ方を工夫することで、玄米本来の香ばしい風味を楽しむことができます。
ここでは、玄米特有の匂いを抑えるための5つの方法をご紹介します。
密閉容器を使用すれば、玄米が空気や湿気に触れるのを遮断し、脂質の酸化やカビの発生、虫の侵入を防げます。
また、冷暗所や冷蔵庫のような低温環境で保存すると、脂質の酸化スピードを遅らせ、匂いの発生を抑制する効果が期待できるでしょう。
購入した玄米は、できるだけ空気に触れさせないように1回分ずつジッパー付きの保存袋や密閉できる容器に小分けにし、空気をできる限り抜いてから密封するのがおすすめです。
洗米が不十分だと、玄米の表面に残ったぬかやロウ層が炊飯中に残り、酸っぱい匂いや藁(わら)のような不快な匂いの発生につながります。
洗米する際はザルとボウルを使い、玄米同士を優しくこすり合わせるようにして数回しっかりと洗ってください。ザルの網目に玄米を軽く押し付けるようにして表面を磨くと、水を弾きやすいロウ層が効果的に落ち、匂いの軽減につながります。
玄米特有の匂いを抑えるためには、浸漬方法にも工夫が必要です。
特に夏場など気温が高い時期に長時間常温で玄米を水に浸しておくと、水が傷みやすく、発酵臭やぬか臭さが発生する場合があります。
発酵臭やぬか臭さを防ぐためには、洗米後にボウルへ玄米と冷水を入れ、6時間から12時間を目安に浸漬するとよいでしょう。
また、浸漬中は2~3時間ごとに水を替えながら浸漬するか、冷蔵庫内で浸漬させる方法が有効です。
なお、「mybrown」の玄米のように、製品によっては浸漬なしでもおいしく炊ける商品もあります。
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玄米にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、玄米特有の苦味や酸味、独特の匂いの原因となる場合があります。
炊飯時に少量の塩を加えれば、ミネラル成分が持つ苦味やえぐみが中和され、玄米のアクや不快な匂いが抑えられるので、食べやすくなります。
玄米は炊き上がった後に保温状態が長く続くと、ぬか層に含まれる脂質が酸化しやすくなり、独特の匂いが強くなります。そのため、長時間保温するよりも、おいしいうちに冷凍保存するのがおすすめです。
炊き上がった玄米は、1食分ずつラップで包むか、密閉できる保存容器に小分けにし、粗熱が取れたら速やかに冷凍庫に入れましょう。
ここでは、玄米の匂いを和らげるのにおすすめな調味料・食材を4つご紹介します。
ヨーグルトに含まれる乳糖には、玄米の臭い成分を吸着・包み込む働きがあり、炊き上がり時のぬか臭さや藁(わら)のような独特の香りを和らげます。
さらに、ヨーグルトに含まれる酵素の働きから玄米の食感が柔らかくなり、風味もまろやかになるため玄米が苦手な方でも食べやすくなるのがメリットです。
梅干しが持つ強い酸味や、発酵から生まれるうまみ成分が、玄米のぬか臭さや酸化臭を打ち消す効果を持ち、梅干しの爽やかな風味が加われば、風味が向上して食べやすくなるでしょう。
また、梅干しにはクエン酸などの有機酸が豊富に含まれており、雑菌の繁殖を抑える静菌作用があるため、夏場などのご飯が傷みやすい季節の食中毒予防にも役立ちます。
醤油には、アミノ酸や乳酸などの成分が豊富に含まれており、玄米特有の青臭さやぬか臭さを包み込んで和らげてくれます。
玄米ご飯に直接醤油をかけて食べたり、玄米を使った炒飯や玄米おやき、玄米お好み焼きなどにアレンジして、仕上げに醤油を加えると、玄米の匂いが気にならなくなります。
ごま油には特有の香ばしい香りがあり、玄米特有の匂いを包み込み、匂いを感じにくくさせ、食べやすくしてくれます。
特に、ごま油をしそやスパイス類など香りの強い食材と組み合わせて使用すると、相乗効果でさらに玄米の匂いが気になりにくくなるでしょう。玄米チャーハンやナムル、ビビンバなど、ごま油の風味が活きる料理に玄米を使うのもおすすめです。
鮮度のよい玄米を選ぶために確認したい4つのポイントをご紹介します。
反対に、色が全体的に茶色っぽくくすんでいたり、表面の光沢が失われていたりすると、収穫から時間が経過して鮮度が落ちている可能性が高いと考えられます。鮮度が低下すると、風味や栄養価も損なわれている場合が多く、特有の匂いも強くなりがちです。
購入する際には、袋越しにはなりますが、玄米の粒をよく観察し、全体的に色が明るく均一で、一粒一粒に自然なツヤがあるものを選ぶようにしましょう。透明感のある飴色をしている玄米が、新鮮で良質な目安です。
白い米粒や割れた米粒が多く混入している玄米は、品質管理があまりよくないか、保存状態や精米工程に問題があった可能性があり、炊き上がりの食感や風味が悪くなります。
購入する際には、袋の中をよく観察し、粒が揃っていて白っぽくなっている米粒や、明らかに割れている米粒が目立たない商品を選びましょう。
品種・産地・生産者が明記されている玄米は、食品表示法などの基準に基づいて、原料の由来や品質が明確に管理されている証拠です。
また、生産者情報が記載されていれば、栽培や保存の管理体制も明確になり、消費者は安心して選べます。
そのため、玄米を選ぶ際は「品種」「産地」「生産者」が明記されているか確認してみてください。
参考:食品表示法
特に有機栽培や無農薬栽培の玄米は、防腐剤や保存料を使わずに出荷されることが多く、収穫から時間が経ちすぎると品質劣化しやすいため、一般的な慣行栽培米よりも賞味期限が短めに設定される傾向があります。
そのため、こうした栽培方法がきちんと明記され、販売されている商品は、比較的新しい収穫分が店頭に出回っている可能性が高く、鮮度の面でも信頼しやすいポイントとなります。
玄米の匂いに関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。
玄米特有の青臭さや発酵臭は、米ぬかの脂質の酸化や炊き方・保存方法によって発生する場合が多いですが、腐敗やカビによる異臭でなければ健康上の問題はありません。
ただし、カビ臭・酸っぱい臭い・アンモニア臭など明らかな腐敗臭がある場合は、品質が劣化しており、食べると健康被害のリスクがあるため、食べるのは避けるべきです。
匂いの種類をよく確認し、少しでも不安を感じたら無理に食べないようにしましょう。
玄米は、白米とは異なり、栄養価の高いぬか層や胚芽が残った状態です。ぬか部分には酸化しやすい脂質が多く含まれており、長期間空気に触れたり、温度の高い場所に置かれたりすると脂質が徐々に酸化して独特の強い匂いを発生させます。
そのため、玄米はできるだけ新鮮なうちに消費するか、空気と触れないように保存しましょう。
玄米の匂いは、その独特の香ばしさや穀物らしい自然な香りが特徴であり、魅力の一つでもあります。
しかし、保存状態や玄米自体の鮮度によっては、ぬか臭さや酸味を帯びた不快な匂いとして感じられるケースも少なくありません。
玄米をおいしく食べるためには、購入時や炊飯前に匂いをよく確認し、異臭やカビ臭がしないか確かめることが大切です。
なお、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり※100円程度から始められるお手頃価格です。
※150g(炊飯後)での計算
匂いを気にせず、おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。
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「玄米の匂いを抑えておいしく食べたい」
健康志向の高まりで人気の玄米ですが、独特の匂いが気になってしまう方も多いと思います。
本記事では、匂いの原因と5つの対策、鮮度のよい玄米の選び方などを詳しく解説しています。
玄米の匂いを抑えておいしく食べたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり※100円程度から始められるお手頃価格です。おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。
※150g(炊飯後)での計算
玄米特有の匂いの原因とは?
精米された白米は米ぬかや胚芽が取り除かれているため、玄米のような特徴的な香りは感じられません。
玄米は、白米と異なり、もみ殻だけを取り除いた状態で栄養豊富な米ぬかや胚芽がそのまま残っています。
これらの部分には良質な脂質が含まれており、適切な保存方法を選んだり、食べ方を工夫することで、玄米本来の香ばしい風味を楽しむことができます。
玄米特有の匂いを抑える5つの方法
ここでは、玄米特有の匂いを抑えるための5つの方法をご紹介します。
- 密閉容器に入れて冷暗所や冷蔵庫で保存する
- しっかりと洗米する
- 浸漬方法を工夫する
- 塩を加えて炊飯する
- 炊き上がったらすぐ冷凍保存する
密閉容器に入れて冷暗所や冷蔵庫で保存する
玄米特有の匂いを抑えるためには、購入後の保存方法が重要です。玄米を密閉容器に入れ、光の当たらない涼しい場所や冷蔵庫(特に野菜室)で保存するのが有効です。密閉容器を使用すれば、玄米が空気や湿気に触れるのを遮断し、脂質の酸化やカビの発生、虫の侵入を防げます。
また、冷暗所や冷蔵庫のような低温環境で保存すると、脂質の酸化スピードを遅らせ、匂いの発生を抑制する効果が期待できるでしょう。
購入した玄米は、できるだけ空気に触れさせないように1回分ずつジッパー付きの保存袋や密閉できる容器に小分けにし、空気をできる限り抜いてから密封するのがおすすめです。
しっかりと洗米する
玄米特有の匂いを抑えるためには、玄米を炊飯前にしっかりと洗米し、表面のぬかやロウ層を丁寧に洗い落としましょう。洗米が不十分だと、玄米の表面に残ったぬかやロウ層が炊飯中に残り、酸っぱい匂いや藁(わら)のような不快な匂いの発生につながります。
洗米する際はザルとボウルを使い、玄米同士を優しくこすり合わせるようにして数回しっかりと洗ってください。ザルの網目に玄米を軽く押し付けるようにして表面を磨くと、水を弾きやすいロウ層が効果的に落ち、匂いの軽減につながります。
浸漬方法を工夫する
玄米特有の匂いを抑えるためには、浸漬方法にも工夫が必要です。
特に夏場など気温が高い時期に長時間常温で玄米を水に浸しておくと、水が傷みやすく、発酵臭やぬか臭さが発生する場合があります。
発酵臭やぬか臭さを防ぐためには、洗米後にボウルへ玄米と冷水を入れ、6時間から12時間を目安に浸漬するとよいでしょう。
また、浸漬中は2~3時間ごとに水を替えながら浸漬するか、冷蔵庫内で浸漬させる方法が有効です。
なお、「mybrown」の玄米のように、製品によっては浸漬なしでもおいしく炊ける商品もあります。
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塩を加えて炊飯する
玄米特有の匂いを抑えておいしく炊き上げるためには、炊飯時に塩をひとつまみ加える方法が効果的です。玄米にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、玄米特有の苦味や酸味、独特の匂いの原因となる場合があります。
炊飯時に少量の塩を加えれば、ミネラル成分が持つ苦味やえぐみが中和され、玄米のアクや不快な匂いが抑えられるので、食べやすくなります。
炊き上がったらすぐ冷凍保存する
炊き上がった玄米は、なるべく早く保存容器に移して粗熱を取り、すぐに冷凍保存すれば、玄米特有の匂いの発生を抑えられます。玄米は炊き上がった後に保温状態が長く続くと、ぬか層に含まれる脂質が酸化しやすくなり、独特の匂いが強くなります。そのため、長時間保温するよりも、おいしいうちに冷凍保存するのがおすすめです。
炊き上がった玄米は、1食分ずつラップで包むか、密閉できる保存容器に小分けにし、粗熱が取れたら速やかに冷凍庫に入れましょう。
玄米の匂いが感じにくくなる調味料・食材4選
ここでは、玄米の匂いを和らげるのにおすすめな調味料・食材を4つご紹介します。
- ヨーグルト
- 梅干し
- 醤油
- ごま油
ヨーグルト
ヨーグルトを加えて玄米を炊飯すると、玄米特有の匂い(ぬか臭さ)が感じにくくなります。ヨーグルトに含まれる乳糖には、玄米の臭い成分を吸着・包み込む働きがあり、炊き上がり時のぬか臭さや藁(わら)のような独特の香りを和らげます。
さらに、ヨーグルトに含まれる酵素の働きから玄米の食感が柔らかくなり、風味もまろやかになるため玄米が苦手な方でも食べやすくなるのがメリットです。
梅干し
梅干しを玄米と一緒に炊き込んだり、炊き上がった玄米ごはんのお供として添えたりすると、玄米特有の匂いが感じにくくなります。梅干しが持つ強い酸味や、発酵から生まれるうまみ成分が、玄米のぬか臭さや酸化臭を打ち消す効果を持ち、梅干しの爽やかな風味が加われば、風味が向上して食べやすくなるでしょう。
また、梅干しにはクエン酸などの有機酸が豊富に含まれており、雑菌の繁殖を抑える静菌作用があるため、夏場などのご飯が傷みやすい季節の食中毒予防にも役立ちます。
醤油
醤油は、玄米の匂いを感じにくくする効果があり、玄米が苦手な方でも食べやすくしてくれる調味料です。醤油には、アミノ酸や乳酸などの成分が豊富に含まれており、玄米特有の青臭さやぬか臭さを包み込んで和らげてくれます。
玄米ご飯に直接醤油をかけて食べたり、玄米を使った炒飯や玄米おやき、玄米お好み焼きなどにアレンジして、仕上げに醤油を加えると、玄米の匂いが気にならなくなります。
ごま油
ごま油は、玄米の独特な匂いを感じにくくさせる調味料・食材として有効です。ごま油には特有の香ばしい香りがあり、玄米特有の匂いを包み込み、匂いを感じにくくさせ、食べやすくしてくれます。
特に、ごま油をしそやスパイス類など香りの強い食材と組み合わせて使用すると、相乗効果でさらに玄米の匂いが気になりにくくなるでしょう。玄米チャーハンやナムル、ビビンバなど、ごま油の風味が活きる料理に玄米を使うのもおすすめです。
鮮度のよい玄米を選ぶために確認したい4つのポイント
鮮度のよい玄米を選ぶために確認したい4つのポイントをご紹介します。
- 色が鮮やかで光沢があるか
- 白い米粒や割れた米粒が混ざっていないか
- 品種・産地・生産者が記載されているか
- 栽培方法が明記されているか
色が鮮やかで光沢があるか
新鮮な玄米は色合いがくすんでおらず、表面には艶やかな光沢が見られます。反対に、色が全体的に茶色っぽくくすんでいたり、表面の光沢が失われていたりすると、収穫から時間が経過して鮮度が落ちている可能性が高いと考えられます。鮮度が低下すると、風味や栄養価も損なわれている場合が多く、特有の匂いも強くなりがちです。
購入する際には、袋越しにはなりますが、玄米の粒をよく観察し、全体的に色が明るく均一で、一粒一粒に自然なツヤがあるものを選ぶようにしましょう。透明感のある飴色をしている玄米が、新鮮で良質な目安です。
白い米粒や割れた米粒が混ざっていないか
鮮度のよい玄米を選ぶ際には、袋の中に白い米粒や割れた米粒が混ざっていないかを必ず確認する必要があります。白い米粒や割れた米粒が多く混入している玄米は、品質管理があまりよくないか、保存状態や精米工程に問題があった可能性があり、炊き上がりの食感や風味が悪くなります。
購入する際には、袋の中をよく観察し、粒が揃っていて白っぽくなっている米粒や、明らかに割れている米粒が目立たない商品を選びましょう。
品種・産地・生産者が記載されているか
鮮度のよい玄米を選ぶためには、パッケージなどに「品種」「産地」「生産者」が明記されているものを選ぶのが大切です。品種・産地・生産者が明記されている玄米は、食品表示法などの基準に基づいて、原料の由来や品質が明確に管理されている証拠です。
また、生産者情報が記載されていれば、栽培や保存の管理体制も明確になり、消費者は安心して選べます。
そのため、玄米を選ぶ際は「品種」「産地」「生産者」が明記されているか確認してみてください。
参考:食品表示法
栽培方法が明記されているか
鮮度のよい玄米を選ぶ際は、「栽培方法」が明記されている商品を選ぶのも重要です。特に有機栽培や無農薬栽培の玄米は、防腐剤や保存料を使わずに出荷されることが多く、収穫から時間が経ちすぎると品質劣化しやすいため、一般的な慣行栽培米よりも賞味期限が短めに設定される傾向があります。
そのため、こうした栽培方法がきちんと明記され、販売されている商品は、比較的新しい収穫分が店頭に出回っている可能性が高く、鮮度の面でも信頼しやすいポイントとなります。
玄米の匂いに関するよくある質問
玄米の匂いに関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。
- 玄米の匂いが強い場合は食べても大丈夫ですか?
- 玄米を長期間保存すると匂いが強くなるのはなぜですか?
玄米の匂いが強い場合は食べても大丈夫ですか?
玄米の匂いが強く感じられる場合でも、腐敗臭(カビ臭・酸っぱい臭い・アンモニア臭)でなければ、基本的には食べても大丈夫です。玄米特有の青臭さや発酵臭は、米ぬかの脂質の酸化や炊き方・保存方法によって発生する場合が多いですが、腐敗やカビによる異臭でなければ健康上の問題はありません。
ただし、カビ臭・酸っぱい臭い・アンモニア臭など明らかな腐敗臭がある場合は、品質が劣化しており、食べると健康被害のリスクがあるため、食べるのは避けるべきです。
匂いの種類をよく確認し、少しでも不安を感じたら無理に食べないようにしましょう。
玄米を長期間保存すると匂いが強くなるのはなぜですか?
玄米を長期間保存すると匂いが強くなる主な原因は、米ぬかに含まれる脂質が、時間とともに酸化するためです。玄米は、白米とは異なり、栄養価の高いぬか層や胚芽が残った状態です。ぬか部分には酸化しやすい脂質が多く含まれており、長期間空気に触れたり、温度の高い場所に置かれたりすると脂質が徐々に酸化して独特の強い匂いを発生させます。
そのため、玄米はできるだけ新鮮なうちに消費するか、空気と触れないように保存しましょう。
「mybrown」は自然に配慮して育てられた玄米を厳選
玄米の匂いは、その独特の香ばしさや穀物らしい自然な香りが特徴であり、魅力の一つでもあります。
しかし、保存状態や玄米自体の鮮度によっては、ぬか臭さや酸味を帯びた不快な匂いとして感じられるケースも少なくありません。
玄米をおいしく食べるためには、購入時や炊飯前に匂いをよく確認し、異臭やカビ臭がしないか確かめることが大切です。
なお、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり※100円程度から始められるお手頃価格です。
※150g(炊飯後)での計算
匂いを気にせず、おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。
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