玄米が硬くなってしまう原因を徹底解説!美味しく炊き上げるコツも紹介
「硬い玄米を柔らかくする方法を知りたい」
玄米は正しい方法で炊飯しないと、硬くなってしまいおいしく食べられなくなってしまいます。
本記事では、玄米が硬くなってしまう原因や硬くなった玄米を復活させる方法を解説します。どうしても玄米を硬くしてしまう方は、ぜひ参考にしてください。
当社が販売している「mybrown」は、浸漬なしで炊けるシンプルさと全国の農家から厳選された本当においしい玄米が魅力。毎月異なる品種が届くから、自分の好みに合う玄米と出会えるチャンスも広がります。
『mybrown』をお得に始める >玄米が硬くなってしまう原因とは?
玄米が硬くなってしまう原因はいくつか存在します。
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浸漬時間が足りない
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水分が足りない
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炊飯時間が短い
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古くなった玄米を使用している
下準備や使用する玄米の原因もありますので、どれに当てはまるか確認しながら読んでみてください。
浸漬時間が足りない
玄米が硬くなる原因として多いのが、浸漬時間の短さです。浸漬時間は、玄米のやわらかさを左右する重要な要素になります。
浸漬時間とは、玄米を炊飯する時に行う下準備で、玄米を水に浸す作業です。玄米は、ぬかと胚芽に覆われており、水に浸しておかないと内部まで水が浸透しないので、柔らかくなりません。
浸漬時間は少なくとも5〜6時間浸しておく必要があるので、時間がかかってしまいますが手を抜かないで行いましょう。
※mybrownは浸漬なしでも十分美味しくお召し上がりいただけますが、浸漬することで、よりもっちりと炊き上がります。
『mybrown』をお得に始める >水分が足りない
浸漬もそうですが、使う水は多くなければなりません。玄米は、想像よりも多く水分を吸収するので、浸漬する時はたっぷりの水を使いましょう。
水の入れすぎによって、玄米の品質やおいしさが下がることはありません。
玄米の吸水が少ないように感じたら、塩を少量入れてみることをおすすめします。少量の塩を浸漬している玄米に加えると玄米の吸水が促進されます。
塩を入れて6時間の浸漬を行えば、玄米全体に均等に水分が浸透するでしょう。
炊飯時間が短い
しっかり浸漬したはずの玄米が「硬い」と感じる場合は、炊飯時間が足りない可能性があります。特に炊飯器を使っている場合は「玄米モード」で炊いているかを確認してみましょう。
炊き上がりが早すぎたり、芯が残っていると感じる場合は、炊飯時間を手動で設定して調整するのもおすすめです。
炊飯器によっては時間を自由に指定できる機能もあるので、自分好みのやわらかさに仕上げましょう。
さらに、炊きあがった後は10分ほど「蒸らし」の時間をとることも大切です。蓋をすぐに開けず、蒸気を閉じ込めることで玄米の芯までしっかり熱が伝わり、ふっくら食感に仕上がります。
古くなった玄米を使用している
炊いた玄米がどうしても硬いと感じる場合、使っている玄米が古くなっている可能性があります。古い玄米は品質が劣化しており、硬さだけでなく、風味や食感にも悪影響を及ぼします。
時間が経った玄米は乾燥が進んでおり、水分をうまく吸収できません。特に、ぬかの部分が乾燥すると水を通しにくい膜のようになり、炊飯時の吸水を妨げます。
古くなった玄米は、炊いてもおいしくないだけでなく、消化にも悪影響を及ぼす可能性があります。購入から時間が経った玄米は無理に食べず、新鮮なものを選ぶようにしましょう。
硬い玄米を復活させる3つの方法
玄米が硬くなってしまう原因を解説してきましたが、硬い玄米を復活させる方法にはどのような方法があるのでしょうか。
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水を追加して再加熱する
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圧力鍋で再加熱
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蒸し器を使用する
硬い原因を根本から解決する方法や時間をかけずに復活させる方法など、さまざまな方法を紹介します。
水を追加して再加熱する
炊いた玄米が硬くなってしまった場合、多くの原因は「水分不足」です。特に、古くなっていない玄米であれば、水を追加して再加熱することで、簡単に柔らかさを取り戻せます。
まず、炊き上がった玄米をしゃもじで軽くかき混ぜてから、玄米2合に対して大さじ1杯程度の水を追加します。
あとは炊飯器の「再加熱」や「温め」機能を使ってもう一度加熱しましょう。
加熱後はすぐに蓋を開けず、10分ほど蒸らすのがポイントです。水蒸気が全体に行き渡り、ふっくらとした仕上がりになります。硬さが気になるときは、ぜひ試してみてください。
圧力鍋で再加熱
硬くなった玄米を復活させたいなら、圧力鍋を使うのが効果的です。圧力鍋は鍋の中の圧力を高めることで、水の沸点を100℃以上に引き上げ、高温調理が可能になります。そのため、短時間で玄米の芯までしっかり熱が通り、ふっくらと柔らかく仕上がります。
さらに、圧力によって玄米に物理的な力が加わることで、水分が内部に浸透しやすくなるのもポイントです。密閉状態の中で蒸気が逃げず、玄米全体をムラなく蒸しあげてくれるため、再加熱には最適な方法といえるでしょう。
忙しい人や、なるべく時短で柔らかくしたい人には、圧力鍋を活用した復活法がおすすめです。
蒸し器を使用する
硬くなった玄米をふっくらとおいしく仕上げたいなら、蒸し器の活用がおすすめです。蒸し器を使えば、やわらかさを取り戻すだけでなく、おこわ風にアレンジすることも可能です。
蒸し器にたっぷりの水を入れ、強火で20〜30分加熱します。途中で一度しゃもじで全体をかき混ぜると、ムラなくふっくら仕上がります。最後に10分ほど蒸らせば完成です。
芯が残っている場合は、蒸らしを20分に延ばして調整しましょう。ただし、蒸らしすぎるとべちゃつくので注意が必要です。蒸し器があれば、手軽に玄米をおいしく復活させられます。
硬い玄米を美味しく炊き上げる5つのコツ
柔らかくするのと同時に、玄米をおいしく炊き上げたい方は紹介する5つのコツを実践してみてください。
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品質のよい玄米
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下準備を入念に行う
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徹底的に浸漬させる
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炊飯時の水量
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炊き上がったら
それでは、詳しく解説します。
品質のよい玄米
玄米をやわらかく、おいしく仕上げるためには、玄米そのものの品質がとても重要です。どんなに下準備を丁寧にしても、もともとの品質が低ければ、理想的な食感や味にはなりにくいからです。
玄米の銘柄は、基本的に白米と同じ品種が元になっています。つまり、「白米のブランド=玄米のブランド」と考えて問題ありません。
おすすめの玄米は以下の通りです。
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ミルキークイーン:アミロースが少なく粘り気が強いため、もちもちとした柔らかさが特徴。玄米初心者でも食べやすい品種です。
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コシヒカリ・ひとめぼれ:香りと風味がよく、普段からなじみのあるブランド米として人気です。
とくに柔らかさを重視するなら、ミルキークイーンがおすすめです。玄米選びに迷ったら、これらの人気品種から試してみましょう。
下準備を入念に行う
玄米をおいしく食べるためには、品質の良い玄米を選ぶだけでなく、下準備も重要なポイントです。購入したての鮮度が高い玄米を使い、しっかりと洗うことで、炊き上がりの風味や食感が大きく変わります。
手順としては、たっぷりの水を張ったボウルで玄米を軽くかき混ぜるように洗い、水を2〜3回交換して汚れを取り除けば完了です。
この下準備を丁寧に行うことで、玄米の風味や栄養をしっかり残したまま、ふっくらおいしく炊きあげることができます。
徹底的に浸漬させる
玄米をおいしく炊くためには、炊飯前の浸漬が欠かせません。しっかりと水に浸すことで、玄米の芯まで水分が行き渡り、ふっくらとした食感に仕上がります。
浸漬の時間は最低でも6時間、できれば8時間がおすすめです。8時間しっかり浸けることで、水分が玄米の中心までしっかり入り、硬さが和らぎます。
また、浸漬中の水は時間が経つと劣化するため、清潔な水を使い続けることも大切です。数時間で水は雑菌やにおいを含む可能性があるため、浸漬しているあいだに2〜3回は水を交換するのが理想です。
炊飯の前にしっかりと時間をかけて浸漬を行うことで、玄米をよりおいしく炊き上げることができます。
炊き上がったら
玄米をおいしく炊き上げるためには、炊飯後の蒸らしの工程がとても重要です。炊飯器や圧力鍋など、どの調理器具を使用した場合でも、炊き上がった直後にフタを開けるのは避けましょう。
すぐに開けてしまうと、水蒸気が逃げてしまい、仕上がりが硬くなってしまう原因になります。
炊飯が終わったら、10〜15分ほどフタを閉じたまま放置して蒸らします。この時間、水蒸気が鍋や釜の内部で循環し、玄米全体に均等に熱と水分が行き渡ります。
蒸らしが終わったあとは、フタを開けて中の玄米をしゃもじでやさしくほぐしましょう。このひと手間で余分な水分が飛び、食感がさらに良くなります。
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今回は、なぜ玄米が硬くなってしまうのか、その原因を紹介しました。
玄米は硬いイメージがありますが、炊き方次第で柔らかくできます。また、コツをつかめば食感もよくなり、おいしい玄米を食べることができます。しかし、浸漬時間が長く食べるまでの工程が長いので、なかなか食べようと思いません。
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