玄米がまずいと感じる4つの原因|美味しく食べる方法とおすすめの玄米を紹介
「玄米をおいしく食べる方法を知りたい」
玄米は、栄養素が豊富で「完全栄養食」と呼ばれるほどの食材です。しかし、独特の風味や食感をもっており、まずいと感じてしまう人は少なくありません。
本記事では、なぜ玄米がまずいと感じてしまうのか4つの原因から紹介します。またどうやったらおいしくなるか、その方法も徹底解説しているので、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてください。
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玄米がまずいと感じてしまう原因はさまざまあると思いますが、次の4つが原因なのかもしれません。
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炊き方が間違っている
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玄米の品質が悪い
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玄米特有の風味や食感が苦手である
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先入観でまずいと思っている
それでは、詳しく見ていきましょう。
炊き方が間違っている
玄米の炊き方はさまざまありますが、どのような炊き方をするにしても浸漬時間が大切です。
浸漬時間とは、玄米の芯まで水分を行き渡らせるための時間です。玄米は白米と違いぬか層と胚芽がついた状態の米なので、水分が芯まで届きにくいと想像できるでしょう。
想像通り、浸漬時間は最低でも6時間かかります。しかし、浸漬を十分に行わないと、玄米がパサついたり芯が残ってしまいまずく感じてしまいます。
また、浸漬を十分に行ってもパサついてしまう場合は、炊飯器で炊く場合は水加減を多くしてみましょう。しかし、多すぎると玄米がべちゃついてしまうので、注意が必要です。
玄米の品質が悪い
浸漬を十分に行い、炊飯も正しく行ったのにまずいと感じるなら、玄米そのものの品質が悪いかもしれません。
玄米の品質の判断基準として「調整時期」が玄米に記載されており、その日付で品質を判断するのがよいでしょう。この「調整時期」は、稲から玄米を取り出し、米袋に包装された日付が記載されています。
つまり、この日付が近ければ近いほど新鮮で品質のよい玄米なので、購入する際は「調整時期」を確認しましょう。玄米は生鮮食品に分類されるので、時間経過とともに品質が下がってきます。
玄米は空気に触れると酸化が進み、おいしさが下がってきてしまうので、早めに食べるようにしましょう。
玄米特有の風味や食感が苦手である
白米と違い、玄米には特有の風味や食感があります。まず、風味はさまざまなものに例えられますが、一貫して香ばしい香りと表現されています。
これは白米にないぬか層と胚芽からくる風味です。この風味が好みの方もいれば苦手な方もいるので、好き嫌いが分かれる原因の1つだと考えられます。
次に、食感はとても変わっており、プチプチする食感があります。これは、玄米ならではの食感で、これも好き嫌いが分かれます。
これは、ぬか層と胚芽が潰れるからです。食べ始めのうちは、この食感に慣れなくて苦手に感じるかも知れません。慣れてきて食感を楽しめるようになると、おいしく感じるでしょう。
また、白米が噛めば噛むほど甘く感じるのと同様に玄米も甘味を感じることができるので、玄米をよく噛んで食べてみましょう。
先入観でまずいと思っている
まだ玄米を食べたことがない方は、「玄米はまずい」といった先入観があるのではないしょうか。「良薬口に苦し」とことわざにあるように、小さい頃から玄米はおいしくないと考えてしまうかもしれません。
しかし、先入観は想像なので実際に玄米がまずいと感じるかどうかは、個人の判断です。
先入観にとらわれずに、まずは食べてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、玄米のおいしさに気付いて好物になるかもしれません。
おいしくて栄養も豊富な食材なので、先入観だけで食べないのはもったいないです。
まずいと感じる玄米を美味しく食べる4つのコツ
本章では、玄米をおいしく食べる方法を4つ紹介します。
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正しい浸漬時間を守る
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炊飯方法を変える
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蒸らしを行う
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徐々に玄米の量を増やす
4つのコツをつかめば玄米はおいしい食材に変わるので、ぜひ参考にしてみてください。
正しい浸漬時間を守る
玄米を食べる上で、浸漬時間がとても重要になってきます。「浸漬時間」とは、玄米を水に漬ける時間のことで、玄米をおいしくするのに欠かせない工程となっています。
この浸漬を十分に行うことが玄米をふっくら炊き上げるのにつながり、おいしさを引き立てるでしょう。
ただ、涼しい場所でないと、水温が高くなり雑菌が繁殖してしまいます。夏場など暑い日は冷蔵庫内で浸漬するのをおすすめします。
また、水温が高いのと低いのとで玄米の吸水に違いが現れます。よって、水温が低い場合は浸漬時間を長くすると芯まで浸透するので、必要に応じて調節しましょう。
炊飯方法を変える
炊飯器を使う以外にも、玄米を炊飯する方法がいくつかあるので紹介します。白米を炊飯する時と似ているかもしれませんが、土鍋と圧力鍋を使う方法です。
土鍋を使った炊飯は以下の通りです。
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沸騰したら弱火にして25〜30分
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蒸気が弱くなったら強火で30秒
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火を止めて10分蒸らす
想像以上にシンプルですが、注意点は土鍋の大きさです。
土鍋に対して玄米の量が少ないと、水蒸気量が多くなり玄米が硬くなってしまいます。逆に玄米が多いと、玄米全体に熱が伝わらないため、炊き上がりにムラができてしまいます。
圧力鍋で炊く場合、炊飯器に比べて炊飯時間が短くなるため時短になります。
蒸らしを行う
玄米をおいしく炊き上げるために、とても重要な工程が「蒸らし」です。
蒸らしの主な効果の1つは、全体に水蒸気が行き渡る点です。炊飯が完了したら蓋をすぐ開けずに10分程蒸らすことで、内部の水蒸気が玄米に浸透していきます。
炊飯が完了しても玄米の内部まで炊けているとは限らないので、蒸らすことで芯までふっくらと炊くことが可能になります。
蒸らしは、玄米を芯まで炊くのと同時に、玄米表面の余計な水分を飛ばしてくれます。炊き立ての玄米は水気が多く、ベッタリとした仕上がりになっていることがあります。この場合もすぐに蓋を開けずに蒸らしをしてください。
適度に水分が飛んで、玄米特有のプチプチした食感とベタつきすぎず、パサつきすぎない玄米になります。
徐々に玄米の量を増やす
玄米をまずいと感じる方は、玄米を少量から始めることをおすすめします。玄米は特有の風味や食感があり、苦手と感じる方が多いため、白米と混ぜることで2つの苦手分野が緩和されるはずです。
白米に玄米と混ぜるのであれば、最初は白米の4分の1くらいの量を混ぜ込むことから始めましょう。
食感や風味に慣れてきたら4分の2、4分の3と増やしていき、最終的には玄米だけになるように続けてみてください。
【管理栄養士監修】玄米が美味しくなる2つのレシピ
玄米を使った管理栄養士監修のレシピを2つ紹介します。
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枝豆と塩昆布のゆかりおむすび
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鶏むね肉としめじの玄米リゾット
また、作り方もシンプルですので試しやすいレシピになっています。
枝豆と塩昆布のゆかりおむすび
材料(2合分)
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mybrown(発芽玄米)1合
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精白米 1合
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冷凍むき枝豆 80g
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塩昆布 15g
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ゆかり 大さじ1
作り方
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玄米と精白米を混ぜて炊飯する。枝豆は加熱し、水気をペーパータオルで除いておく。
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炊けた①に枝豆、塩昆布、ゆかりを加えて混ぜる。
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②を握って完成。
参考:mybrownレシピvol.2 枝豆と塩昆布のゆかりおむすび
鶏むね肉としめじの玄米リゾット
材料(2人分)
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mybrown(発芽玄米) 240g
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鶏むね肉 100g
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しめじ 50g
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玉ねぎ 40g
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みじん切りにんにく 小さじ1
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乾燥パセリ 適量
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オリーブオイル 大さじ1/2
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塩こしょう 適量
◎印の材料
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◎カットトマト缶詰 1/2缶(200g)
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◎水 120cc
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◎顆粒コンソメ 小さじ2
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◎粉チーズ 大さじ2~
作り方
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鶏むね肉を小さめの一口大に切る。玉ねぎをみじん切りにする。ぶなしめじを食べやすい大きさに手でさく。
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鍋にオリーブオイルをひき、鶏むね肉と玉ねぎを入れて肉の色が変わるまで炒める。その後ぶなしめじを加えて軽く炒める。
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材料◎を入れて沸騰させ、mybrown(玄米)を加えて軽く加熱する。
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塩こしょうで味を整え、乾燥パセリを散らして完成。
参考:mybrownレシピvol.1 鶏むね肉としめじの玄米リゾット
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今回は、なぜ玄米をまずいと感じてしまうのか、その原因を解説しました。まずいと感じる原因はさまざまありますが、おいしく食べる方法も紹介しましたので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
また、玄米には多くの栄養が詰まっているので、おいしく食べる方法を実践したり、紹介したレシピを作ってみたりして玄米を克服してみてください。
白米と違い、玄米は「完全栄養食」とまで呼ばれていますが、食べるまでの下準備が長くて、なかなか白米から玄米に切り替えられない方が多くいることでしょう。
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