FARMiliarほり

FARMERS

福島県河沼郡会津坂下町
FARMiliarほり
堀 献一さん

大地の恵みを、家族の愛で。
半世紀続く循環の物語

エリア 福島県河沼郡会津坂下町
栽培方法 JAS有機栽培、農薬化学肥料不使用
品種 コシヒカリ
FARMER 堀 献一さん

テーマ

半世紀続く循環農法

牛を育て、その堆肥で土を肥やす。家畜と共生する昔ながらの農法が、力強いお米を育みます。

プロも認める確かな品質

全国展開するおむすび屋さんの有機米専門店でも使用される、プロが選んだ信頼の味。

体と心に届く、JAS有機米

農薬や化学肥料に頼らず、自然の力で育ったコシヒカリ。安心して食べられる本物の美味しさです。

福島の豊かな自然が広がる会津の地で、堀献一さんは家族と共に米作りを続けています。その歴史は、実に半世紀以上。高校卒業後、香川、そしてアメリカでの農業研修を経て、故郷の土と向き合うことを決意しました。彼の農業の根幹にあるのは、「家畜なくして農業なし」という信念に基づいた循環農法です。

「牛を飼って、その堆肥を田んぼに入れる。ただそれだけのことだよ」

そう謙遜しながら語る堀さんですが、その言葉には、自然の摂理を尊重し、土本来の力を最大限に引き出すという深い哲学が込められています。牛に与えるのは、田んぼで刈り取った稲わらや牧草。そして牛が出す良質な堆肥が、また田んぼを豊かにしていく。この生命の循環こそが、「FARMiliarほり」のお米の力強い味わいの源泉なのです。

牛が写っている風景や堆肥の写真

 

FARMiliarほりの玄米の特徴

「人間が食べるものは、体にいいものでないといけない」。その想いから、約20年前に有機栽培への挑戦を始めました。農薬や化学肥料に頼らない米作りは、雑草との絶え間ない戦いを意味します。しかし、家族で力を合わせ、手間暇を惜しまず育てることで、安全で美味しいJAS有機米を食卓に届けています。その品質は、健康をテーマにした「メディカルライス賞」の受賞にも繋がりました。

屋号である「FARMiliar(ファミリア)」は、農業(FARM)と家族(Family)を掛け合わせたもの。その名の通り、堀さんの農業は家族一丸となって営まれています。酪農学園を卒業し繁殖牛を担当する長男、高校卒業後すぐに就農した次男、そして事務作業で一家を支えるお嫁さん。時に冗談を交えながら語られる家族の話からは、温かく、そして力強い絆が感じられます。

田んぼで作業する家族の様子の写真

FARMiliarほりの玄米

堀さんの半世紀以上にわたる経験と、家族の愛情、そして会津の豊かな自然。そのすべてが凝縮されたコシヒカリ玄米は、噛みしめるほどに優しい甘みと、大地のエネルギーを感じさせてくれます。全国に店舗を構えるおむすび屋さんの、有機米を専門に扱う店舗で採用されていることからも、その品質の高さがうかがえます。

「特別なことは何もしていない。」

そう語る堀さんの実直な人柄が映し出されたような、誠実で力強い味わいを、ぜひ一度ご賞味ください。