【2025年最新】玄米の価格相場はいくら?5~30kg重量別に比較!お得な買い方も
玄米の価格は、品種や作られた年、購入場所によって大きく変わります。
本記事では、重量別の玄米の価格相場や品種や品質による価格の違い、価格変動の要因などを詳しく解説しています。
玄米の購入を検討中の方は、ぜひご覧ください。
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玄米の価格の相場はどれくらい?
玄米の一般的な価格相場は、5kgあたり3,700円~5,000円、30kgあたり14,000円~28,000円が目安です。
ただし、価格は品種や品質、販売形態によって異なり、以下の要因で変動しています。
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資材費や人件費の増加
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外食産業の回復やインバウンド需要の増加
このため、玄米を選ぶ際は、価格だけでなく、品種や品質、最新の市場動向も考慮に入れるとよいでしょう。
【重量別】玄米の価格の相場
玄米の価格は、購入する重量ごとでも単価が変わる場合があります。一般的な購入単位である5kg、10kg、30kgの価格相場を見てみましょう。
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5kg:2,000円~5,400円
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10kg:4,000円~9,000円
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30kg:9,000円~28,000円
価格は品種や品質、販売形態(直売所、通販など)で異なり、特につや姫やコシヒカリなどの人気ブランド米は需要が高く、価格も上昇しやすい傾向です。
また、2024年以降は、生産コストの増加や需要の高まりから、玄米全体の価格が高騰している状況です。
玄米と白米の価格(相場)の違い
玄米と白米の価格相場を比較すると、玄米の方が白米よりもやや価格が高い傾向があります。
それぞれの5kg、10kgあたりの価格相場を比較してみましょう。
重量 |
玄米の価格相場 |
白米の価格相場 |
5kg |
3,700円~5,400円 |
2,500円~4,100円 |
10kg |
7,300円~9,000円 |
4,900円~8,100円 |
※上記はあくまで目安です。
玄米の価格が高騰している理由は、健康志向の高まりによる玄米需要の増加が関係しています。また、生産量や流通量が需要に追いついていないケースも、白米よりも価格が高くなる要因です。
価格が高い玄米と価格が安い玄米の違い
価格が高い玄米と安い玄米の違いがある主な要因は、以下の6つです。
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栽培地・品種
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栽培方法
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等級・品質
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加工・選別工程
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年度(新米か古米か)
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ブレンドの有無
それぞれの違いを理解できると、価格に見合った価値があるか、安価でも納得できる品質かなどを見極めるヒントになるので、ぜひ見ていきましょう。
栽培地・品種
玄米の価格を左右する大きな要素が、栽培地と品種です。
高価格帯の玄米は、魚沼産コシヒカリや山形県産つや姫などの米作りに適した有名産地で栽培された人気品種や、生産量が少なく希少価値の高い品種であることも少なくありません。これらの玄米は、食味のよさやブランド力、希少性から需要が高く、価格も上昇します。
一方、広い地域で栽培される一般的な品種や、複数の産地のお米が混ざっている玄米は、比較的安価な傾向です。
栽培方法
玄米の栽培方法も価格に影響し、手間ひまかけて育てられた玄米ほど、価格は高くなる傾向です。
特に栽培期間中農薬・肥料不使用や栽培期間中農薬・化学肥料不使用の玄米では、雑草や害虫の管理を手作業で行う必要があるため、栽培コストが増加します。
また、特別栽培米では、節減対象農薬の使用回数を50%以下にするなど厳しい基準が設けられていることから、生産者側の負担が増えることも価格に反映されています。
等級・品質
玄米の等級や品質も価格を決める重要な要素で、見た目が美しく、粒が揃った高品質な玄米ほど高価です。
玄米は「農産物検査法」に基づき、専一等米から三等米、規格外まで4段階に分けられています。
高価格な玄米はさらに選別され、不良品を除去する工程を経ることが多い分、コストが上乗せされます。
一方、「二等米」や「三等米」、「規格外」などが含まれる場合、玄米の価格は安くなるでしょう。
加工・選別工程
玄米が製品になるまでの加工・選別工程の丁寧さも、価格に影響します。
高価格帯の玄米は、石抜き機や色彩選別機などの高度な機械を使って異物や品質の劣る粒を取り除くため、設備投資や作業コストがかかり価格も上昇傾向です。
一方、安価な玄米は、上記の選別工程が簡略化されている場合があり、高価格帯の玄米に比べると、異物や着色粒などが混入している可能性があります。
年度(新米か古米か)
新米は収穫後間もないため、水分量が多く、炊き上がりのツヤや香り、粘り気が優れているため価格も高い傾向です。
一方、古米、古古米は収穫から時間が経過しているため、水分量が減少し、風味や香りが劣化しやすいため安くなります。
現在では低温倉庫で管理され、古米でも一定の品質は保たれていますが、それでも新米特有の鮮度や香りには及ばないため、価格差が生じています。
ブレンドの有無
玄米の価格は、「ブレンド米」か「単一原料米」かでも影響しています。
高価格帯の玄米は、「単一原料米」がほとんどで、特定の品種や産地に限定されており、品質や味が安定しているのが特徴です。
一方、安価な玄米はブレンド米がほとんどで、異なる品種や産地、古米、規格外品を混ぜてコストを抑えています。
近年では、専門家が計算してブレンドし、価格を抑えつつ食味を向上させたブレンド米も登場しているため、ブレンド米の需要は今後上昇するかもしれません。
玄米の価格(相場)が変動する4つの要因
価格が上昇傾向にある背景には、主に以下の4つの要因があります。
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天候不順や異常気象
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農業資材費の高騰
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需要の増加
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集荷競争と流通問題
上記の要因を理解できれば、今後の価格動向を予測するヒントにもなるので、ぜひ参考にしてみてください。
天候不順や異常気象
天候不順や異常気象は玄米価格が大きく変動する要因です。
特に猛暑や長雨、台風などの異常気象は、収穫量や品質に悪影響を与え、供給不足や品質低下を招くため、価格の上昇につながります。
収穫量が減れば市場への供給が不足し、需要と供給のバランスが崩れて価格も上昇するでしょう。反対に、天候に恵まれ豊作となれば、供給量が増えて価格が下がる場合もあります。
農業資材費の高騰
肥料や農薬、機械など、お米を作るために必要な農業資材の価格高騰も玄米価格を押し上げる要因です。
資材価格が上昇すると、お米の生産コストが増加し、最終的に玄米の販売価格に反映されるケースが少なくありません。
近年、世界的なエネルギー価格の上昇や物流コストの増加が影響し、生産コストの増加分を価格に反映せざるを得ない状況が、玄米価格の上昇につながっています。
需要の増加
玄米を含むお米全体の需要が増加しているのも、価格上昇の一因です。
需要増加の背景には、コロナ禍後の外食産業の回復やテイクアウト・デリバリーの普及から、業務用米の需要が増加しました。また、健康志向の高まりから、栄養価の高い玄米を選ぶ消費者が増えています。
さらに、国際情勢の影響から小麦価格の高騰を受け、パンや麺類の代替としてお米を選ぶ動きが増えたのも、お米全体の需要が高まった要因です。
需要が増加すれば、供給量が同じでも価格は上昇しやすくなるので、玄米の相場にも影響を及ぼします。
集荷競争と流通問題
収穫された玄米が消費者に届くまでの、流通段階での競争や構造変化も価格変動の要因です。
品薄状態や収穫量の減少を背景に、集荷業者や卸売業者が玄米を確保するために競争を繰り広げているのが、相場上昇につながっています。
玄米をお得に買うための4つの工夫
ここでは、玄米をお得に買うための4つの主な方法をご紹介します。
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生産者直売所や農家から直接購入する
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ネット通販を活用する
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卸売店やディスカウントストアで購入する
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ふるさと納税を利用する
上記の方法を組み合わせると、家計の負担軽減につながるため、ぜひ参考にしてみてください。
生産者直売所や農家から直接購入する
玄米をお得に買うためのシンプルな方法の一つが、生産者直売所や農家からの直接購入です。
スーパーなどで販売される玄米は、複数の仲介業者を経るため、中間マージンが価格に上乗せされます。一方、直売所や農家からの直接購入では中間マージンがないため、比較的安価に購入できる可能性が高いです。
また、価格面だけでなく、新鮮な玄米が手に入りやすいことや、生産者の顔が見える安心感もメリットです。
さらに、30kgなどの大袋で購入すると、キログラムあたりの単価が安くなるケースがあるため、近隣に直売所がないか、インターネットで農家直送を探してみましょう。
ネット通販を活用する
インターネット通販も、お得に玄米を探す有効な手段です。
楽天市場やAmazonなどの大手モールや、お米専門サイトでは、全国各地の多種多様な玄米が販売されており、価格を比較しながら購入できます。また、実店舗を持たない分、コストが抑えられ、比較的安価で購入できる場合があります。
また、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり100円程度から始められるお手頃価格です。
おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。
卸売店やディスカウントストアで購入する
玄米を購入する際は、業務用スーパーなどの卸売店や、ディスカウントストアもチェックしてみましょう。
卸売店やディスカウントストアは、大量仕入れや薄利多売のビジネスモデルを採用しているため、一般的な小売店よりも安価で購入できる場合が多いです。
特にコストコや業務スーパーのような店舗では、大容量の玄米が割安な価格で提供されている場合があります。
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税の返礼品として玄米を選ぶのも、玄米をお得に手に入れる方法です。
ふるさと納税は、自治体への寄付金額のうち2,000円を超える部分が所得税や住民税から控除されるため、返礼品として玄米を受け取る際の実質的な負担額は2,000円程度です。
つまり、実質2,000円の負担で、全国各地のさまざまな品種の玄米を手に入れられます。ただし、控除上限額は収入などによって異なるため、事前に確認が必要です。
【注意】玄米を購入する時は価格だけでなく栄養価もチェックしたい
玄米を選ぶ際、価格だけでなく栄養価もしっかりチェックするのが重要です。玄米は白米と比較してビタミンB群やビタミンE、マグネシウム、食物繊維などの栄養素を多く含んでいます。
玄米に含まれる食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内環境をサポートする働きが注目されています。
ただし、栄養価は品種や栽培方法によっても異なるため、購入時には確認するようにしましょう。
玄米を取り入れるなら栄養価の高い「mybrown」がおすすめ!
玄米の価格は、天候や社会情勢、需要などさまざまな要因で変動し、近年は上昇傾向です。
異常気象による収穫量減少や集荷競争の激化、農業資材費の高騰などが主な背景となり、玄米の価格は上昇しています。
このような状況下で玄米を購入する際には、価格だけでなく栄養価や品質も考慮するのが重要です。
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