発芽玄米おすすめ商品10選|玄米との違いや選び方も解説【2025年最新版】

「発芽玄米って普通の玄米と何が違うの?」
「発芽玄米の選び方がよく分からない…」
「どの商品を選べば失敗せずに続けられるのかな?」

このような疑問を抱えていませんか?

発芽玄米は、玄米をわずかに発芽させることでGABAなどの栄養素が増え、玄米特有の硬さも軽減されて食べやすくなるお米です。健康や美容を意識する方を中心に注目されています。

しかし、栽培方法や製造工程、銘柄によって味や風味、食べやすさが大きく異なるため、ポイントを押さえずに選んでしまうと「思っていた味と違う」「続けにくい」と感じることも少なくありません。

本記事では、発芽玄米と玄米の違い、失敗しにくい選び方、人気のおすすめ商品10選、さらに長く続けるための工夫までを詳しく解説します。

なお「mybrown」では、玄米サブスクリプションサービスを展開しているので、全国各地の厳選された有機栽培玄米を、手軽に食べ比べることができます。

発芽玄米とは?玄米との違い


発芽玄米とは、玄米を一定時間水に浸し、胚芽をわずかに発芽させたお米のことです。発芽の過程で酵素が活性化し、GABA(γ-アミノ酪酸)が玄米の2〜3倍、白米の約10倍に増える特徴があります。

また、発芽によってぬか層が柔らかくなるため、玄米特有の硬さやパサつきが軽減され、もちもちとした食感に変化します。さらに消化吸収性も高まり、白米に近い食感で食べやすくなる点も魅力です。

発芽玄米は、玄米が持つ高い栄養価を保持しながら、食べやすさを加えた中間的なお米として注目されています。

発芽玄米の5つの選び方


発芽玄米を選ぶ際には、主に次の5つの要素を確認する必要があります。
  • 栽培方法で選ぶ
  • 製造方法で選ぶ
  • 銘柄・産地で選ぶ
  • 目的に合わせて選ぶ
  • 手軽さで選ぶ

ここでは、発芽玄米を選ぶ際に確認すべきポイントを5つ紹介します。

栽培方法で選ぶ

発芽玄米は栽培方法によって安全性や品質が大きく変わります。

特別栽培米は農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に抑えており、有機JAS認証米は2年以上禁止農薬や化学肥料を使っていない田んぼで栽培された厳しい基準を満たしたお米です。

また、米ぬか発酵肥料を使うなど環境に配慮した農法で育てられた発芽玄米もあり、日常的に安心して食べられる商品を選ぶことができます。

製造方法で選ぶ

発芽玄米は発芽後に加熱や乾燥処理を行い、保存性を高めるのが一般的です。

ボイル製法は日持ちしやすい一方で風味が落ちることもあります。ノンボイル製法は加熱を行わないため、玄米本来の甘みや風味が残りやすい点が特徴です。

さらにスチーム製法や低温乾燥、ライススリット加工など独自の技術を取り入れ、食べやすさを高めた商品も増えています。自宅でも玄米を水に浸して1〜3日程度おくことで、発芽玄米を作ることが可能です。

銘柄・産地で選ぶ

発芽玄米は、銘柄や産地によって味や食感が大きく異なります。

品種が変わると粒感や粘りの印象が変化し、発芽工程による食感のやわらぎ方も商品で差が出ます

例えば、コシヒカリはもちもちとした食感と甘みが特徴です。新潟・福井・九州など地域ごとに違いがあります。あきたこまちは秋田県産が有名で、強い粘りと甘みを持ちます。

ミルキークイーンは低アミロース米で、冷めても硬くなりにくいためお弁当やおにぎりに最適です。その他、つや姫・ひとめぼれ・ササニシキなども人気の銘柄です。

家族の好みに合う銘柄を押さえると食卓での満足度が安定します。

目的に合わせて選ぶ

発芽玄米は目的に応じて選ぶことができます。

健康志向の方には特別栽培米や有機栽培米のほかに、鉄分やビタミンを強化した栄養機能食品タイプの発芽玄米がおすすめです。ボディメイクを目的とする方には、食物繊維が豊富で満腹感が持続しやすい発芽玄米が向いています

また、栄養補給を重視する場合は鉄分・ビタミンB群・カルシウムを強化したタイプが便利です。

玄米初心者の方は、白米に近い食感の無洗米タイプやロウカット玄米と比較して食べやすい商品を選ぶとよいでしょう。

手軽さで選ぶ

日常的に続けやすいかどうかは手軽さも重要です。

無洗米タイプは研ぐ手間がなく、白米モードでも炊飯できるため便利です。レトルトタイプのパックご飯は電子レンジや熱湯で温めるだけで食べられます。

早炊き対応タイプは浸水時間が不要で忙しい方に適しており、個包装タイプは1回分ずつ小分けされているため計量不要で使いやすいです。
ただし、利便性の高い商品はやや価格が高くなる傾向があります。

発芽玄米のおすすめ商品10選

発芽玄米は、栽培方法や銘柄、加工技術によって風味や食感が大きく異なります。ここでは、人気の高い発芽玄米を10商品紹介します。
  • オーレックホールディングス mybrown
  • ファンケル 発芽米
  • はくばく もっちり美味しい発芽玄米
  • アイリスフーズ やわらかおいしい発芽玄米
  • 大潟村あきたこまち生産者協会 発芽玄米
  • 渡辺米穀 福井県産コシヒカリ 発芽玄米
  • オーサワジャパン 有機活性発芽玄米
  • パールライス 発芽玄米 茨城県産ミルキークイーン
  • 日本盛 発芽玄米
  • 創健社 発芽玄米 元氣米

自分の目的やライフスタイルに合った商品を選ぶ参考にしてください。

また、より幅広く玄米を比較したい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:おすすめのおいしい玄米11選|自分に合った5つの選び方や食べ方も紹介

オーレックホールディングス mybrown


オーレックホールディングスの「mybrown」は、無洗米タイプの発芽玄米で研ぐ手間がかからず、日常的に取り入れやすいのが特徴です。

全国各地の玄米を食べ比べできるサブスクリプションサービスも展開しており、3合パックを4・8・12袋から選択できるため、家族構成やライフスタイルに合わせて利用可能です。

健康志向の方だけでなく、アスリート向けに特化した商品も用意されています。
参考:オーレックホールディングス mybrown

ファンケル 発芽米

「ファンケル 発芽米」は、独自の製法で時間をかけてじっくりと発芽させている点が大きな特徴です。

食べたときに甘みと弾けるような食感を楽しめるのも魅力的。白米と混ぜても単独でも炊飯できるため、玄米に慣れていない人でも取り入れやすくなっています。

さらに、厳しい品質管理体制のもと製造されているので、安全性を重視する方にも適しています。
参考:ファンケル 発芽米

はくばく もっちり美味しい発芽玄米

「はくばく もっちり美味しい発芽玄米」は、独自のスチーム製法によって加工されており、通常の玄米よりも柔らかく、もちもちとした食感を楽しめます。

無洗米仕様のため研ぐ手間がかからず、白米モードで簡単に炊飯できるのも嬉しいポイントです。冷めても美味しさを保てるため、お弁当やおにぎりにぴったりです。また、食物繊維やGABAを豊富に含んでおり、健康面でも優れています。

玄米の硬さや独特の風味が苦手な方にもおすすめの商品です。
参考:はくばく もっちり美味しい発芽玄米

アイリスフーズ やわらかおいしい発芽玄米

「アイリスフーズ やわらかおいしい発芽玄米」は、白米のような感覚で炊ける手軽さが魅力です。

無洗米タイプなので炊飯前の準備が非常に簡単で、忙しい方でも続けやすい仕様です。もちもちとした食感と自然な甘みがあり、白米と混ぜても単独でも美味しく食べられます。

さらに、1.5kgの大容量パックで提供されているため、日常的に取り入れやすくコストパフォーマンスにも優れています。玄米初心者にもおすすめできる一品です。
参考:アイリスフーズ やわらかおいしい発芽玄米

大潟村あきたこまち生産者協会 発芽玄米

秋田県大潟村産のあきたこまちを使用した「発芽玄米」は、品質管理にこだわる生産者協会が手がけています。

秋田県の認証制度に基づく特別栽培米を採用しており、農薬や化学肥料の使用を抑えて安心・安全に育てられたお米です。GABAや食物繊維を豊富に含み、栄養面でも優れています。白米モードで炊飯できるため、調理が簡単なのもポイントです。

産地や生産者が明確で、信頼できる商品を求める方におすすめの発芽玄米です。
参考:大潟村あきたこまち生産者協会 発芽玄米

渡辺米穀 福井県産コシヒカリ 発芽玄米

「渡辺米穀 福井県産コシヒカリ 発芽玄米」は、コシヒカリの産地として知られる福井県で特別栽培された玄米を使用しています

コウノトリが飛来する自然環境の豊かな田んぼで栽培され、農薬は一切使用していません。自然と共生した安心感がある商品であり、メディアで紹介された実績も持っています。食物繊維やビタミンB群、GABAが豊富に含まれており、栄養バランスを重視する方に適しています。

味わいと安全性を両立させたい方におすすめです。
参考:渡辺米穀 福井県産コシヒカリ 発芽玄米

オーサワジャパン 有機活性発芽玄米

「オーサワジャパン 有機活性発芽玄米」は、国内産の有機玄米を使用し、農薬不使用期間が5年以上の田んぼで育てられています。

ノンボイル製法で加工されているため、発芽玄米本来の風味や栄養をしっかり保持できる点が特徴です。さらに、常温で約6か月保存可能なため、備蓄やストックにも便利です。

マクロビオティックの思想に基づいた商品であり、環境や食生活に配慮したライフスタイルを大切にする人に特に向いています。
参考:オーサワジャパン 有機活性発芽玄米

パールライス 発芽玄米 茨城県産ミルキークイーン

「パールライス 発芽玄米 茨城県産ミルキークイーン」は、低アミロース米として知られるミルキークイーンを使用しており、もっちりとした食感が楽しめます。

無洗米タイプのため調理が手軽で、白米モードでも美味しく炊ける点が魅力です。クセが少なく初心者でも食べやすい味わいで、お弁当や日常食にも適しています。さらにチャック付きの保存袋を採用しており、保存性が高く使い勝手も良好です。

初めて発芽玄米を試す方におすすめです。
参考:パールライス 発芽玄米 茨城県産ミルキークイーン

日本盛 発芽玄米

「日本盛 発芽玄米」は、秋田県産のあきたこまちを原料として使用しています

北上山系の清らかな水に浸して発芽させているため、自然の恵みを感じられる仕上がりになっています。真空パック仕様で長期保存が可能であり、備蓄用としても安心です。GABA含有量は白米の約10倍と高く、さらにカルシウムやマグネシウムも含んでいる栄養機能食品です。

日常の食生活に栄養をプラスしたい方に適しています。
参考:日本盛 発芽玄米

創健社 発芽玄米 元氣米

「創健社 発芽玄米 元氣米」は、特別栽培米コシヒカリを低温流水で丁寧に発芽させています。

発芽後は低温乾燥で処理されるため、栄養価を損なうことなく保持できるのが特徴です。発芽によりGABAが増加し、甘みや食感も向上しています。pH調整剤や殺菌剤を一切使用せず、硬い部分を取り除くことで、食べやすさと安心感を両立しています

自然志向の方や子どもにも安心して提供できる商品です。
参考:創健社 発芽玄米 元氣米

発芽玄米を美味しく食べる3つのポイント


発芽玄米を美味しく食べたい方のために、実践しやすいコツを3つ紹介します。
  • 白米や雑穀とのブレンドで食べやすくする
  • 保存方法に注意し食べ切りサイズを検討する
  • 食べ方の工夫で飽きずに続ける

継続して発芽玄米を食べるためにも、美味しく食べる方法を確認しておきましょう。

白米や雑穀とのブレンドで食べやすくする

発芽玄米を初めて取り入れる方は、白米に10〜30%ほど混ぜて炊く方法がおすすめです。

発芽玄米特有の香りや食感が和らぎ、初心者でも食べやすくなります。さらに雑穀や豆とブレンドされたタイプを選べば、栄養価が一層高まり、食卓に彩りや風味のバリエーションが加わります。

冷めても美味しい銘柄を選べば、お弁当やおにぎりにも最適です。

また、玄米と白米を混ぜるメリットをより詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:玄米と白米を混ぜる3つのメリットとは?注意すべきポイントや美味しく食べる方法

保存方法に注意し食べ切りサイズを検討する

発芽玄米は酸化が進みやすいため、保存方法に注意が必要です。

未開封でもウェットタイプは約2か月、ドライタイプは約6か月〜1年程度と賞味期限が比較的短めです。開封後は密閉して冷蔵保存するのが基本で、少人数の家庭では小容量やレトルトパックを選ぶと無理なく食べきれます。

さらに冷凍保存する場合は、小分けしておにぎりにしておくと便利です。

また、玄米を長期保存する方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:玄米は長期保存できる?賞味期限の目安や保管方法、気をつけるべき3つのポイントを解説

食べ方の工夫で飽きずに続ける

発芽玄米を毎日取り入れるには、調理方法を工夫することが大切です。

カレーやチャーハン、サラダにアレンジすると風味が和らぎ、食べやすさが増します。また、漬物・納豆・とろろなど発酵食品や粘りのある食材と組み合わせることで、美味しく継続できます。

一日三食すべてを発芽玄米にする必要はなく、一食だけ置き換えることで無理なく続けましょう。消化が弱い方は週数回から取り入れると負担が少なく安心です。

また、玄米と一緒に食べるとおすすめの食材について詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:玄米はどのような味がする?相性がよい4つの食材や炊き方のポイントを解説

おすすめの発芽玄米なら「mybrown」のサブスクがおすすめ


発芽玄米は、玄米の高い栄養価をそのままに、食べやすさや消化吸収性を高めたお米です。GABAや食物繊維が豊富で、健康や美容のサポートに役立ちます。

ただし、商品によって製法や食感が異なるため、自分や家族の好みやライフスタイルに合った銘柄・タイプを選ぶことが大切です。白米とブレンドしたり、保存方法を工夫したりすることで、無理なく継続できます。

発芽玄米を手軽に試してみたい方は、サブスクや少量パックを活用すると続けやすくなります。毎日の食事に上手に取り入れて、健康的な玄米のある暮らしを楽しんでみてください。

なお、「mybrown」では全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています
全国の玄米を食べ比べできるので、気に入った玄米を選べます。おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。