玄米と白米を混ぜる3つのメリットとは?注意すべきポイントや美味しく食べる方法

「玄米と白米を混ぜるメリットや注意点を知りたい」
「玄米と白米を混ぜて炊く方法やおいしく食べる方法を知りたい」

玄米と白米を混ぜて炊く場合、割合によって風味や食感は異なります。普段の食生活に玄米を無理なく取り入れるには、自身の好みに合った割合を見つけるのが大切です。

本記事では、玄米と白米を混ぜて食べる際におすすめの割合や玄米と白米を混ぜるメリットを解説します。玄米と白米を混ぜておいしく食べる方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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mybrownの玄米は浸漬不要で日常の食生活に取り入れやすいのも魅力です。おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。

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玄米と白米を混ぜて食べる際におすすめの割合4選

玄米と白米を混ぜて食べる際におすすめの割合4選

玄米と白米を混ぜて食べる際におすすめの割合4選は、以下のとおりです。
  • 白米感覚で食べるなら「白米5:玄米1」
  • 玄米の食感を味わいたいなら「白米2:玄米1」
  • 玄米の味に慣れてきたら「白米1:玄米1」
  • 玄米の味を楽しみたいなら「白米1:玄米2」
玄米と白米を混ぜて炊く場合、割合によって食感や風味はもちろん、栄養価のバランスも変わります。割合別の特徴を詳しく見ていきましょう。

白米感覚で食べるなら「白米5:玄米1」

玄米を初めて試す方や、玄米特有の風味や食感にまだ慣れていない方には、「白米5:玄米1」の割合がおすすめです。

全体の大部分が白米のため、炊き上がりの見た目や香りは白米とほとんど違いがありません。玄米のプチプチとした食感や独特の香ばしさは控えめで、白米の柔らかさや甘みが際立ちます。

そのため、普段白米を主食としている方でも、違和感を覚えることなく食べ進められるでしょう。

玄米に慣れてから徐々に比率を上げていくと、抵抗感なく普段の食事に取り入れられます

玄米の食感を味わいたいなら「白米2:玄米1」

「白米5:玄米1」の割合で玄米の風味に慣れた後に、おすすめなのが「白米2:玄米1」の割合です

全体の約3分の1が玄米になるため、白米のもちもちとした食感を楽しみつつも、噛むほどに玄米の味を感じられます。また、玄米の割合が増えると、以下の栄養素をより効率的に摂取できます。
  • 食物繊維
  • ビタミン
  • ミネラル
白米のおいしさを損なうことなく、玄米の健康効果を少しずつ高めていきたい方には、「白米2:玄米1」の割合に調整してみましょう。普段食べている白米を玄米に変更するだけで、上記の栄養素を取り入れやすくなるため、栄養バランスのよい食事を考えている方にもおすすめです。

玄米の味に慣れてきたら「白米1:玄米1」

白米と玄米を同量の「1:1」で混ぜて炊くと、両者の個性が程よく調和し、互いの長所を引き立て合う絶妙なバランスが生まれます

「白米1:玄米1」の割合は、玄米の食感・風味に慣れて物足りなさを感じる場合や、玄米の栄養価をより積極的に摂取したいと考える方におすすめです。

炊き上がりは、白米と玄米の粒が均等に混ざり合い、見た目にも玄米の存在感がはっきりと認識できます。

また、白米のソフトな口あたりと、玄米のしっかりとした歯ごたえ・香ばしさが交互に感じられ、奥行きのある味わいを楽しめます。

玄米の味を楽しみたいなら「白米1:玄米2」

玄米特有のプチプチとした食感と噛むほどに広がる深みのある味わいが好きな方や、玄米の栄養素を取り入れたい方には、「白米1:玄米2」の割合がおすすめです。

「白米1:玄米2」の割合は、炊き上がりの見た目が玄米に近く、白米は玄米の風味を優しく引き立てる存在となります。

また、白米よりも玄米の割合が高いため、玄米ならではのしっかりとした歯ごたえや、噛みしめるたびに増していく香ばしさを楽しめます。

玄米と白米を混ぜる3つのメリット

玄米と白米を混ぜる3つのメリット
玄米と白米を混ぜる3つのメリットは、以下のとおりです。

  • 食感や味のクセが減り食べやすくなる
  • 健康的な生活のサポートに役立つ
  • 玄米だけよりも食費を抑えられる

玄米と白米を混ぜて食べる方法には、食感や味だけでなく、健康面や経済面でもうれしいメリットが存在します

食感や味のクセが減り食べやすくなる

玄米と白米を混ぜて炊くメリットは、玄米特有の食感や風味が和らぎ、食べやすくなる点です。

玄米は糠(ぬか)層が残っているため、独特の香ばしさや風味があり、食感もプチプチとしているのが特徴です。

そのため、栄養価が高い反面、初めて食べる方や白米の柔らかな食感に慣れ親しんでいる方にとっては、少々食べにくさを感じる場合が少なくありません。

しかし、玄米と白米を混ぜ合わせると、白米がもつ粘りや甘みが玄米のクセを適度に中和してくれます。

また、玄米と白米の割合を調整すると、白米に近いソフトな食感から、玄米の歯ごたえを残しつつも食べやすい食感まで、自分好みにコントロール可能です。

健康的な生活のサポートに役立つ

玄米は「完全栄養食」と形容されるほど栄養バランスに優れた食材であり、現代人に不足しがちな以下の栄養素を豊富に含んでいます

  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • 食物繊維
  • マグネシウム
  • 亜鉛

ビタミンB群やビタミンEは、私たちの健康的な生活をサポートするためには欠かせない栄養素です。食物繊維は、腸内に存在する善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを良好に保つ役割を担います。

玄米だけよりも食費を抑えられる

玄米単体よりも食費を抑えられる点も、玄米と白米を混ぜて食べるメリットです。一般的に、玄米は白米と比較すると、生産・加工の手間から、価格がやや高めに設定されています。

例えば、「価格.com」では、玄米5kgあたりの価格帯が4,000円〜6,000円であるのに対し、同量の白米は3,000円〜5,000円で販売されています。

毎日の主食をすべて白米から玄米に切り替えると、経済的に負担を感じるケースも少なくないでしょう。

一方で、白米と玄米を混ぜて食べるようにすれば、玄米の優れた栄養価を取り入れつつも、食費の負担を抑えられます

米と白米を混ぜて食べる際に注意すべき3つのポイント

玄米と白米を混ぜて食べる際に注意すべき3つのポイント
玄米と白米を混ぜて食べる際に注意すべき3つのポイントは、以下のとおりです。

  • 玄米と白米の保存方法の違いを理解する
  • 浸漬しなくても美味しく食べられる玄米を選ぶ
  • 炊飯器の性能に依存しない玄米を選ぶ

上記のポイントを押さえておくと、より快適に玄米と白米のブレンドを楽しめます。それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

玄米と白米の保存方法の違いを理解する

まず基本として押さえておきたいのが、両者に適した保存方法が異なる点です。

玄米は、表面が硬い糠(ぬか)層によって保護されているため、酸化しにくく、白米と比較して長期間の品質保持が可能です。

基本的には、直射日光が当たらず風通しのよい冷暗所での保存が適しています

一方、白米は精米の過程で糠層が取り除かれているため、空気に触れると酸化が進みやすく、玄米よりも鮮度が落ちやすいのが特徴です。

そのため、白米は密閉できる容器に入れ、冷蔵庫の野菜室など低温で湿度の低い場所での保存が推奨されます。

室内の温度や湿度によっても保存状態は多少変わりますが、一般的には「玄米は冷暗所保存、白米は冷蔵保存」と覚えておくとよいでしょう。

浸漬しなくても美味しく食べられる玄米を選ぶ

玄米と白米を混ぜて炊飯する際は、浸漬が不要な玄米を選ぶのがおすすめです。

基本的に、白米は浸漬なしでも比較的おいしく炊き上がりますが、玄米の中には硬い糠層にしっかりと水分を浸透させるために、数時間から一晩程度の浸漬が必要な商品も少なくありません。

もし、浸漬が必要な玄米と白米の炊飯準備を同じタイミングで始めてしまうと、玄米が十分に吸水できず、芯が残った硬い仕上がりになってしまう可能性があります。

「mybrown」のように発芽加工された玄米であれば浸漬なしでも美味しく炊けますが、よりもちもち感を出したい場合は、浸漬することでおいしく食べられます

炊飯器の性能に依存しない玄米を選ぶ

玄米と白米を混ぜて炊く場合、ご家庭で使用している炊飯器の性能や機能によっては、玄米がうまく炊けない可能性がある点にも注意が必要です。

玄米は白米よりも組織が硬く、吸水しにくい特性があります。

そのため、通常の炊飯モード(白米モード)では、加熱や蒸らしがうまくいかず、芯が残ってしまったり、パサパサとした食感になったりすることが少なくありません。

しかし、最近の炊飯器には、「玄米モード」や「雑穀米モード」など、玄米をおいしく炊き上げるための専用機能が搭載されています。

もし、お手持ちの炊飯器に、玄米モードや雑穀米モードがない場合は、浸漬時間を長めにしたり、できるだけ玄米に適したモードを選択したりなどと工夫しましょう

玄米と白米を混ぜて美味しく食べるための2つの方法

玄米と白米を混ぜて美味しく食べるための2つの方法

玄米と白米を混ぜておいしく食べるための方法は、以下のとおりです。
  • 浸漬してから炊飯する
  • 白米だけで炊く時よりも多く水を入れる
玄米と白米を混ぜて、それぞれのよさを最大限に引き出しおいしく食べるためには、いくつかのコツが存在します。玄米と白米のブレンドライスをよりおいしく楽しむための方法を紹介します。

浸漬してから炊飯する

玄米と白米を混ぜておいしく食べるためには、炊飯前にしっかりと浸漬させるのが大切です。

玄米は、白米と異なり表面が硬い糠(ぬか)層で覆われているため、そのまま炊飯すると吸水が不十分で硬い食感になりがちです。

「mybrown」の玄米のように、浸漬なしでもおいしく食べられる玄米も存在します。

しかし、浸漬不要の玄米でも、時間に余裕がある場合は軽く水に漬けておくと、よりおいしく食べられます

一般的な玄米の浸漬時間の目安は、玄米の種類や季節にもよりますが、6時間程度じっくりと浸漬させるのが理想的です。

白米だけで炊く時よりも多く水を入れる

玄米と白米を混ぜて炊く際は、水加減を調整するのも大切です。

一般的に、玄米は白米よりも多くの水を吸収し、炊き上がりまでに時間がかかるため、白米だけで炊く時と同じ水加減で炊飯してしまうと、硬くパサついた仕上がりになってしまいます。

おいしく食べるためには、白米だけで炊く時よりも多めに水を入れるのがコツです。

玄米の割合や炊飯器の性能などによって最適な水分量は若干異なりますが、白米のみで炊く場合よりも1.2倍〜1.3倍の水を加えると、ふっくら・もちもちの食感に仕上がります。

硬めのしっかりとした歯ごたえが好みの方は、加える水の量を基準よりも少し控えめにするのがおすすめです。

玄米を美味しく食べるなら「mybrown」がおすすめ

玄米を美味しく食べるなら「mybrown」がおすすめ
玄米と白米を混ぜて炊くことで、玄米特有の風味や食感のクセを和らげ、より食べやすくなります

白米感覚で玄米を食べたい方には、「白米5:玄米1」の割合がおすすめです。一方で、玄米の風味や食感が好きな方には、「白米1:玄米2」の割合をおすすめします。

玄米をおいしく食べるには、6時間程度じっくりと浸漬させた後、白米のみで炊く場合よりも1.2倍〜1.3倍の水を加えるのがコツです。

なお、玄米選びにお悩みなら食べ比べができる「mybrown」の玄米サブスクがおすすめです。全国の玄米を食べ比べできるので、気に入った玄米を選べます。

また、mybrownの玄米は浸漬不要で日常の食生活に取り入れやすいのも魅力です。おいしい玄米を継続して食べたい方は、以下より詳細をご確認ください。

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