パックごはんは体に悪い?安心して食べられる理由と選び方の3つのポイントを解説

「パックごはんって、添加物が入っていて体に悪いんじゃないの?」
「体に影響が少ない、安全なパックごはんの選び方が知りたい」

このように、手軽で便利なパックごはんの安全性について、疑問や不安を感じている方もいるでしょう。

本記事では、パックごはんが「体に悪い」という噂は本当なのか、その安全性の理由を製造工程から詳しく解説します。さらに、添加物や原材料に注目した、安心して食べられるパックごはんを選ぶための3つのポイントもまとめました。

最後まで本記事を読めば、パックごはんに関する正しい知識が身につき、自信を持って製品を選べるようになるでしょう。なお、手軽さだけでなく栄養も重視したい方には、栄養豊富な玄米が自宅に届く「mybrown」が便利です。

\まずは買い切り4パックセットから/

手間なく”玄米のある暮らし”を始める >

パックごはんは体に悪い?


パックごはんは食品衛生法に基づいて製造されており、基本的に体に悪い食品ではありません。製造過程における加熱殺菌や、菌の繁殖を防ぐための密封包装により、長期間の保存が可能です。

ただし、製品によっては風味を調整するための添加物や、保存性を高めるための保存料を使用している場合があります。

すべてのパックごはんが同じ安全性ではないことから、どのような製品を選ぶかが重要です。
参考:食品衛生法|e-Gov法令検索

パックごはんを安心して食べられる2つの理由


パックごはんが常温で長期間保存できるのは、衛生管理が徹底された製造技術のおかげです。安心して食べられる主な理由として、以下の2点が挙げられます。
  • 製造過程で無菌化されているため
  • 酸素や湿気を防止する容器を使用しているため

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

製造過程で無菌化されているため

パックごはんは、炊き上げた後、高温・高圧で加熱殺菌処理が施されることで、菌が繁殖しにくい無菌状態が作られます

その後、衛生的な環境で密封されて無菌状態が維持されることで、開封するまで品質が安定しています。製造から出荷までの過程で徹底した衛生管理が行われているため、冷蔵や冷凍をしなくても、常温で長期間安全に保存可能です。

酸素や湿気を防止する容器を使用しているため

パックごはんの容器には、食品の品質を劣化させる原因となる酸素や湿気、光を遮断する特殊な素材が使われています。この多層構造の容器が、外気の影響からごはんを守り、炊き立ての風味や食感を長持ちさせているのです。

また、容器は非常に気密性が高く、外部から菌が侵入するのを防ぐ構造になっています。パックごはんは中身だけでなく、容器にも工夫が凝らされているため、安心して食べられます。

安心できるパックごはんの選び方の3つのポイント


パックごはんを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることで、より安心して食事に取り入れられます。ここでは、注目すべき3つのポイントを紹介します。
  • 添加物・保存料が少ない製品を選ぶ
  • 国産米や有機栽培米を使用したものを選ぶ
  • 容器の素材や表示を確認して選ぶ

これらの点を意識して、自分の価値観に合った製品を選んでみてください。

添加物・保存料が少ない製品を選ぶ

より安心してパックごはんを選びたいなら、パッケージの裏側にある原材料表示を確認しましょう。「無添加」や「保存料不使用」と明記された製品は、お米本来の自然な風味を楽しめます。

特に、原材料が「米」と「水」のみなどのシンプルな表示のものは、余計なものが入っていない証拠であり、安心感が高いといえます。添加物を抑えた製品は、素材の味を重視して作られている点が魅力です。

国産米や有機栽培米を使用したものを選ぶ

お米の産地にこだわるのも、選び方のひとつです。国産米は、栽培の履歴や品質の基準が明確に管理されているため、安心感が高いといえます。

さらに健康を意識するなら「有機栽培米」や「オーガニック」「自然栽培米」と表示された製品がおすすめです。これらのお米は、栽培期間中に化学的に合成された肥料や農薬を使用せずに育てられています

産地や品種によってごはんの味も異なるため、自分の好みに合わせて選ぶ楽しみもあります。

容器の素材や表示を確認して選ぶ

容器の素材やパッケージ表示の確認も、安心して製品を選ぶための重要なポイントです。

容器が優れた耐熱性や密封性を持っているかを確認することで、メーカーが品質保持にどれだけ配慮しているかがわかります

また、パッケージに記載されている「製造方法」や「保存方法」に目を通すことも大切です。最近では、環境に配慮し、リサイクル可能な素材を使用した容器も増えています。

パックごはんを食事に取り入れる2つのメリット


パックごはんには、日々の生活を助けてくれる多くのメリットがあります。ここでは、主な2つのメリットを紹介します。
  • 炊飯の手間を省いて時短できる
  • 常温でも一定期間保存できる

これらのメリットを理解し、ライフスタイルに合わせて上手に活用しましょう。

炊飯の手間を省いて時短できる

パックごはん最大のメリットは、その手軽さです。電子レンジで数分温めるだけで、すぐに温かいごはんが食べられます。炊飯器のスイッチを入れる手間や、炊きあがりを待つ時間が不要になるため、忙しい日の食事準備を大幅に効率化できます

また、炊飯器を使わないので、後片付けの手間が省け、電気代の節約にもつながるでしょう。一人暮らしやオフィスでのランチ、アウトドアなど、さまざまな場面で手軽にごはんを楽しめます。

常温でも一定期間保存できる

パックごはんは、加熱殺菌後に密封包装されているため、常温での長期保存が可能です。冷蔵庫のスペースを圧迫することなくストックできる点が、パックごはんのメリットです。

賞味期限が製造から数ヶ月〜1年程度と長く設定されている製品が多いため、計画的に食品を管理しやすくなります。その保存性の高さから、パックごはんは災害時の非常食にも適しています。

パックごはんを食事に取り入れる2つのデメリット


便利なパックごはんにも、いくつかのデメリットが存在します。購入する前に知っておきたい2つの点を見ていきましょう。
  • 価格が高い傾向にある
  • 味や風味が炊き立てのごはんと異なる場合がある

これらの点を理解した上で、自分にとっての価値を見極めることが大切です。

価格が高い傾向にある

パックごはんは、自分で炊飯する場合と比べて、1食あたりの価格が高くなる傾向にあります。これは、ごはんを炊き上げてから無菌化し、特殊な容器に包装するための加工コストや包装資材の費用が上乗せされるためです。

日常的にパックごはんを利用する場合は、スーパーのセール時を狙ったり、インターネット通販でまとめ買いをしたりすると、コストを抑えられます。

味や風味が炊き立てのごはんと異なる場合がある

パックごはんは、製造過程での加熱殺菌や特殊な容器の影響で、自宅の炊飯器で炊いたごはんと比較すると、味や風味がわずかに異なる場合があります。しかし、近年は製造技術が大きく進歩しており、炊き立ての風味を再現した高品質な製品も増えています。

もしパックごはんの味が気になる場合は、そのまま食べるのではなく、チャーハンやリゾット、ケチャップライスなどにアレンジして調理すると、おいしく食べられるでしょう

健康志向の方には玄米の「mybrown」がおすすめ


パックごはんの手軽さは魅力的ですが、毎日の食事で栄養バランスも重視したい方には、玄米がおすすめです。中でも、自宅に専門家が選んだ高品質な玄米が届く「mybrown」は便利なサービスです。

玄米は、白米に比べてビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。精米時に失われやすい栄養がそのまま残っており、健康的な食生活をサポートしてくれます

少し硬めの食感と香ばしい風味が特徴で、噛むほどにお米本来の甘みを感じられるのも魅力です。毎日の食卓をより自然で豊かなものにしてくれます。「mybrown」なら、買い物の手間なく、栄養価の高い玄米食を手軽に取り入れられるので、ぜひお試しください。

\まずは買い切り4パックセットから/

手間なく”玄米のある暮らし”を始める >

パックごはんに関するよくある質問


ここでは、パックごはんに関して多くの方が持つ疑問についてお答えします。
  • パックごはんは災害用の備蓄にも向いていますか?
  • パックごはんは開封後に保存しても問題ありませんか?
  • パックごはん以外に白米・玄米をすぐに食べられる方法はありますか?

これらの情報を、日々の生活やいざという時のために役立ててください。

パックごはんは災害用の備蓄にも向いていますか?

パックごはんは災害用の備蓄食に適しています。常温で長期間保存できるため、特別な保管場所を必要としません。

また、湯せんで簡単に温められるため、停電時でもカセットコンロを使って食事を用意しやすいのが特徴です。また、軽量でコンパクトな包装なので、避難時の持ち運びにも便利です。

パックごはんは開封後に保存しても問題ありませんか?

パックごはんは、一度開封すると無菌状態ではなくなります。空気中の菌が入り込みやすくなるため、開封後はできるだけ早く食べ切りましょう

もし食べ残してしまった場合は、密閉容器に移して冷蔵庫で保存し、その日のうちに食べ切ってください。再度温める際は、食中毒のリスクを減らすためにも、中心部まで十分に加熱することが大切です。

パックごはん以外に白米・玄米をすぐに食べられる方法はありますか?

パックごはんの他にも、すぐに食べられるごはんの選択肢はいくつかあります。自分で炊いたごはんを1食分ずつ冷凍しておく「冷凍ごはん」や、温めるだけで食べられる「レトルト玄米」などが市販されています

また、定期的にごはんが自宅に届く配送サービスの利用もおすすめです。玄米を冷凍保存する方法の詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:玄米は冷凍保存できるの?効果的な冷凍方法や期間、1段階おいしくなる解凍方法を解説

栄養豊富な玄米が自宅に届く「mybrown」が便利


パックごはんは、衛生的な製造工程と密封包装により安全性が高く、基本的に体に悪い食品ではありません。添加物や原料表示を確認すれば、より安心してパックごはんを選べます。

また、電子レンジで温めるだけの手軽さや、非常食としても活用できる保存性の高さも魅力です。ただし、炊き立てと比べると風味や価格に差がある点は理解しておきましょう。

手軽さと栄養を両立したい方には、玄米が自宅に届く「mybrown」もおすすめです。健康的でおいしいごはんを、日常的に楽しめるので、ぜひお試しください。

\まずは買い切り4パックセットから/

手間なく”玄米のある暮らし”を始める >